ピボットテーブルでデータの集計方法や表示方法を設定する

ピボットテーブルでデータの集計方法や表示方法を設定する

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  1. 機能紹介
ピボットテーブルでは、必要に応じてデータの集計方法を変更することで、集計やカウント、偏差、分散などの計算をより便利に行えます。
また、データの表示方法を変更することで、ピボットテーブルのさまざまな要素のウエイト(比率)をより直感的に表示できます。
  1. 操作手順
集計方法を設定する
値の集計方法とは、データを特定の方法で計算・統計することを指します。これには、合計やカウントなどが含まれます。
  1. Lark シートにアクセスします。ピボットテーブルの編集画面にて、セルの値 の項目にある灰色のボタンをクリックします。
  1. 集計方法 を選択します。
  1. 合計/個数/重複しない値の数 など、必要に応じて集計方法を選択します。
250px|700px|reset
集計方法の説明
ピボットテーブルでサポートされている集計方法は下表のとおりです。
集計方法
説明
合計
数値の合計を計算します。SUM 関数に相当します。
個数
セル範囲内の空白以外のセルの数を数えます。COUNTA 関数に相当します。
重複しない値の数
文字列、数値、日付などの一意の値の個数を計算します。
数値の個数
数値が入っているセルの個数を数えます。COUNT 関数に相当します。
平均値
数値の平均値を計算します。AVERAGE 関数に相当します。
最大値
数値の最大値を計算します。MAX 関数に相当します。
最小値
数値の最小値を計算します。MIN 関数に相当します。
数値の積を計算します。PRODUCT 関数に相当します。
標準偏差
標本に基づいて標準偏差の推定値を計算します。STDEV 関数に相当します。
標本標準偏差
母集団の標準偏差の推定値を計算します。STDEVP 関数に相当します。
分散
標本に基づいて母集団の分散の推定値を計算します。VAR 関数に相当します。
標本分散
引数を母集団全体と見なして、分散の推定値を計算します。VARP 関数に相当します。
中央値
中央値(メジアン)を計算します。MEDIAN 関数に相当します。
表示方法を設定する
値の表示方法とは、値を集計した後の 2 次演算の結果(例えば:合計に占めるパーセンテージ)です。表示方法を選択する手順は以下となります。
  1. Lark シートにアクセスします。ピボットテーブルの編集画面にて、セルの値 の項目にある灰色のボタンをクリックします。
  1. 表示方法 を選択します。
  1. デフォルト/行集計に対する比率 など、必要に応じて表示方法を選択します。
250px|700px|reset
表示方法の説明
表示方法
説明
デフォルト
集計結果の値をそのまま表示します。
行集計に対する比率
集計結果の値 / その行の合計値
列集計に対する比率
集計結果の値 / その列の合計値
総計に対する比率
集計結果の値 / すべての値の合計
親行集計に対する比率
集計結果の値 / その行の親の値
:ピボットテーブルの行項目に 2 つ以上のフィールドが含まれる場合、ピボットテーブルで左側に位置するフィールドが親になります。
親列集計に対する比率
集計結果の値 / その列の親の値
:ピボットテーブルの列項目に 2 つ以上のフィールドが含まれる場合、ピボットテーブルで上部に位置するフィールドが親になります。
指数(インデックス)
(集計結果の値*すべての値の合計)/(その列の合計値*その行の合計値)
:インデックスは、値のウェイトをより直感的に表示できます。
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  1. よくある質問
Q:ピボットテーブルのデータ形式をどのように調整しますか?
A:ピボットテーブル内で、形式を調整する必要があるデータ範囲を選択します。そして、ツールバーから形式を調整します。詳しくシートで数値の表示形式を設定するを参照してください。
作成者: Lark ヘルプセンター
最終更新:2025-01-22
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