- 関数の説明
ADDRESS 関数は、特定のシート内で指定された行番号と列番号に対応するセルのアドレスを取得するために使用できます。例えば、公式 ADDRESS(1,2) は、第 1 行第 2 列のセルアドレス「$B$1」を返すことができます。
- 関数の書式
- 書式：= ADDRESS(行, 列, [参照モードの選択], [座標モードの選択], [シートの選択])
- 引数：
- 行：アドレスを取得するセルの行番号。
- 列：アドレスを取得するセルの列番号。
- 参照モードの選択（オプション）：絶対または相対モード。返されるセルアドレスが採用する参照モードを指定するために使用されます。
- 1：絶対参照（例：$B$1）
- 2：列のみ絶対（例：B$1）
- 3：行のみ絶対（例：$B1）
- 4：相対参照（例：B1）
- 座標モードの選択（オプション）：返されるセルアドレスの座標モードを指定するために使用します。
- TRUE または省略：A1モードを使用します。つまり、列は文字で、行は数字で表されます。例えば、1 行 1 列目のセルアドレスはA1と表示されます。
- FALSE：R1C1 モードを使用します。つまり、C（Column）は列を、R（Row）は行を表します。例えば、1 行 1 列目のセルは「R1C1」と表示されます。
- シートの選択（オプション）：セルが存在するシートを指定するために使用します。シートの名前を入力し、英語の二重引用符で囲む必要があります。例えば、"Sheet1"。セルと数式が同じシートにある場合、この引数は書かなくてもいいです。
- 例：数式 =ADDRESS(2,3,1,TRUE,"Sheet1") を使用すると、「Sheet1」で 2 行 1 列のセルアドレスを取得できます。アドレスは相対アドレスで、A1 モードで表示され、「'Sheet1'!$C$2」という結果が出ます。
- 250px|700px|reset
- 注：もし数式内の引数を省略したい場合、（デフォルト値を使用するために）カンマを追加する必要があります。例えば、上記の数式で 3 番目と 4 番目の引数を省略したい場合は、2 つのカンマを追加し、=ADDRESS(2,3,,,"Sheet1") と書く必要があります。
- 操作手順
ADDRESS 関数を使用する
- Lark シートを開きます。
- セル内に数式を入力します。 例えば下図の =ADDRESS(2,3) を入力します。
- Enter キーを押して、セルには特定の行番号と列番号に対応するセルアドレスが返されます。
250px|700px|reset
ADDRESS 関数を削除する
ADDRESS 関数が適用されたセルを選択し、削除キーを押します。