FV 関数

閲覧時間数:5 分
  1. 関数の説明
FV 関数は、固定金利に基づいて、投資の将来価値を計算するために使用します。
  1. 関数の書式
  • 書式:=FV(金利, 期間数, 支払額, [現在価値], [タイプ])
  • 引数
  • 金利(必須):金利を指定します。年利 12% のローンでマンションを購入して、毎月返済する場合、月利は 12%/12、すなわち 1% になります。
  • 期間数(必須):支払回数の合計を指定します。
  • 支払額(必須):毎期の支払額を指定します。支払額は期間を通して変動しません。通常、支払額には元本と利息が含まれていますが、税金やその他の費用などは含まれません。
  • 現在価値(任意):現在価値、または一連の将来の支払いの現在価値の合計、つまり元本を指定します。省略するとデフォルトで 0 となります。
  • タイプ(任意):数値の 0 または 1 を指定し、支払いを行う時期が各期の期首(0)か、または各期の期末(1)かを指定します。
  • :=FV(2%, 12, 100, 400, 0)
  • 注意
  • シートの数式内の金利、つまり第一の引数には 0 を指定できません。
  • 指定する金利と期間数の単位は一致していなければなりません。たとえば、4 年間のローンを年利 12% で毎月支払う場合、利率には 12%/12 で 1 を、期間数には 4*12 で 48 を指定します。同じローンを年に 1 回返済する場合、利率は 12%、期間数は 4 になります。
  • 引数のうち、銀行預金などの支出に関する金額は負の数で表記します。利息などの収入に関する金額は正の数で表記します。
  1. 操作方法
FV 関数を使用する
  • セルを選択して、セル内に =FV と入力します。
  • セル内に関数の引数を入力します。例:=FV(2%, 12, 100, 400, 0)
  • Enter キーを押すと、結果がセルに表示されます。例:1848.505691
250px|700px|reset
FV 関数を削除する
FV 関数が適用されているセルを選択し、削除キーを押して、セル内の数式を削除します。
  1. 適用シナリオ
会計業務:FV 関数を使用して投資の将来価値をすばやく計算する
資産の価値は常に変動するものです。さまざまな金融環境に応じて変化するため、現在価値と将来価値という概念が存在します。投資するときに FV 関数を使用すると、投資の将来価値をワンステップですばやく計算することができます。
  • 数式例:=FV(B2/12,B3,B4,B5,B6)
  • 説明:
  • この例では、投資の将来価値を計算しています。毎月支払いのため、年利 B2 を 12 で割って(8%/12)、月利に換算しています。
  • 2 つ目以降の引数を順番に指定します。期間数と支払額は必須ですが、そのほかの引数は任意です。
  • Enter キーを押すと、計算結果が表示されます。
250px|700px|reset
作成者: Lark ヘルプセンター
最終更新:2022-11-29
このコンテンツはいかがでしたか?
送信しました。貴重なご意見をいただきありがとうございます。
サポートが必要な場合は、カスタマーサービスまでご連絡ください
0
rangeDom