OFFSET 関数

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  1. 関数の説明
OFFSET 数式はシート任意の位置(開始位置)を基準に、指定された行数と列数で上下左右に移動し、最終的に新しい位置のデータを返します。例えば、数式 =OFFSET(A1,1,1) は、A1 の位置から右と下に 1 つのセルずつ移動し、最終的に B2 セルの値を取得します。
この数式では、返す行数と列数を指定することができます。
  1. 関数の書式
書式:=OFFSET(セルへの参照, オフセットする行数, オフセットする列数, [高さ], [幅])
  • セルへの参照:オフセットの起点を指定します。移動の基準となる開始位置で、単一のセルまたは連続するセル範囲を指定可能です。
  • オフセットする行数:上または下に移動する必要がある行数で、正数は下に移動を、負数は上に移動を示します。
  • オフセットする列数:左または右に移動する必要がある列数で、正数は右に移動を、負数は左に移動を示します。
  • 高さ(オプション):返す範囲の高さを指定します。オフセットした位置から数えます。
  • 幅(オプション):返す範囲の幅を指定します。オフセットした位置から数えます。省略すると、デフォルトで 1 列のデータを返します。
:行または列のオフセットを設定するとき、移動量がシートの端を超えると、エラー値「#REF!」が返されます。高さと幅を設定するとき、高さだけを省略する場合、デフォルト値を使用するためにカンマを追加する必要があります。
例:=ARRAYFORMULA(OFFSET(A1,1,1,2,2)) という数式を使用すると、「B2:C3」のデータを取得できます。書式の解析は次の通りです:
250px|700px|reset
A1セルから始めて、まず 1 つ下のセルに移動し、次に 1 つ右のセルに移動して新しい位置 B2 を得ます。B2を起点にして、2 行 2 列のデータを取得します。
:返される結果がセル範囲の場合、OFFSET 関数を ARRAYFORMULA 関数でネストする必要があります。そうしないと、データを正常に返すことができません。
  1. 操作手順
OFFSET 関数を使用する
  1. Lark シートを開きます。
  1. セル内に数式を入力します。例:=OFFSET(A2,3,4) を入力します。
  1. Enter キーを押して、セルに移動した位置のデータが返されます。
OFFSET 関数を削除する
OFFSET 関数が適用されたセルを選択し、削除キーを押します。
作成者: Lark ヘルプセンター
最終更新:2025-02-08
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