- 関数の説明
RIGHT 関数は、指定した文字列の末尾 n 文字の文字列を返すために使用します。n は返り値の文字列の文字数を表します。
- 関数の書式
- 書式:=RIGHT(文字列, [文字数])
- 引数:
- 文字列:末尾 (右端) から文字列を取得するもとの文字列を指定します。
- 文字数:末尾 (右端) から取得する文字列の文字数を指定します。
- 説明:文字数として 0 を指定すると、長さがゼロの文字列("")が返されます。指定した文字数がもとの文字列の文字数より大きい場合、もとの文字列全体が返されます。
- 例:
- =RIGHT("123456", 3) は、結果として 456 を返します。
- 操作方法
RIGHT 関数を使用する
- セルを選択して、セル内に =RIGHT と入力します。
- 一つ目の引数として、末尾の文字列を取得したい内容が格納されているセルを選択するか、セル内に入力します。
- コンマを入力してから、二つ目の引数を入力します。末尾 3 文字の文字列を取得したい場合、3 と入力します。
- Enter キーを押すと、結果がセルに表示されます。
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RIGHT 関数を削除する
RIGHT 関数が適用されているセルを選択し、削除キーを押して、セル内の数式を削除します。
- 適用シナリオ
ID ナンバーの末尾数桁を取得する
- 機密情報を保護するため、対外的に情報をリリースするときに、ID ナンバーの末尾数桁を取得することがよくあります。RIGHT 関数を使用すると、すばやく目的を達成できます。
- この例では、=RIGHT(A2,4) という数式により、ID ナンバーの末尾 4 桁を取得しています。
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