- 関数の説明
BETA.DIST 関数は、ベータ分布の計算に使用します。ベータ分布は、サンプルの特定の部分の変化を調べるためによく使用されます。例:人々が 1 日に携帯電話の利用に費やす時間の割合など。
この関数は、ベータ分布グラフのデータ形式として解釈できます。
- 関数の書式
- 書式:=BETA.DIST(x, α, β, 関数形式, [A], [B])
- 引数:
- x(必須):関数の計算に使用する値を指定します。x は、A と B の間にある必要があります。
- α(必須):確率分布のパラメーターを指定します。
- β(必須):確率分布のパラメーターを指定します。
- 関数形式(必須):関数の形式に対応する論理値を指定します。
- TRUE を指定すると、累積分布関数が計算に使用されます。
- FALSE を指定すると、確率密度関数が計算に使用されます。
- A(任意):x の区間の下限を指定します。
- B(任意):x の区間の上限を指定します。
- 例:=BETA.DIST(0.4, 4, 5, TRUE, 0, 1)
- 注意:
- いずれかの引数に数値以外の値が指定された場合、関数はエラー値 #VALUE! を返します。
- α ≤ 0 または β ≤ 0 の場合、関数はエラー値 #NUM! を返します。
- x < A、x > B または A = B の場合、関数はエラー値 #NUM! を返します。
- 引数 A と B を指定しない場合、関数は標準の累積ベータ分布 (A = 0 , B = 1) を使用します。
- 操作方法
BETA.DIST 関数を使用する
- セルを選択して、セル内に =BETA.DIST と入力するか、ツールバーの 数式 ボタンをクリックしてから、統計 > BETA.DIST 関数を選択します。
- セルに関数の引数を入力します。例:=BETA.DIST(0.4, 4, 5, TRUE, 0, 1)
- Enter キーを押すと、結果がセルに表示されます。
250px|700px|reset
BETA.DIST 関数を削除する
BETA.DIST 関数が適用されているセルを選択し、削除キーを押して、セル内の数式を削除します。