- 関数の説明
TEXTJOIN 関数は、2 つ以上の文字列を指定された区切り文字で区切ったうえ、結合するために使用されます。区切り文字を省略すると、文字列が直接に結合されます。
- 関数の書式
- 書式:=TEXTJOIN(区切り文字, 空白を無視, 文字列1, [文字列2, ...])
- 引数:
- 区切り文字(必須):区切り文字を指定します。区切り文字は、半角の二重引用符で囲む必要があります。区切り文字は空にすることができます。
- 空白を無視(必須):空白を無視するかどうかを指定します。TRUE を指定する場合、空白セルを無視します。
- 文字列1(必須):結合する文字列またはセル範囲を指定します。
- 文字列2(任意):結合する他の文字列またはセル範囲を指定します。最大 252 個の文字列まで指定でき、各引数はそれぞれ文字列またはセルの範囲などを指定できます。
- 例:
- =TEXTJOIN(",",TRUE, "A", "B")
- 返される結果:A,B
- 操作方法
TEXTJOIN 関数を使用する
- セルを選択し、入力欄に =TEXTJOIN と入力します。または、ツールバーの 数式 ボタンをクリックして 文字列 を選択し、TEXTJOIN 関数を選択します。
- セルに数式を入力します。例:=TEXTJOIN(",", TRUE, A1:A4)
- Enter キーを押すと、結果がセルに表示されます。
TEXTJOIN 関数を削除する
TEXTJOIN 関数が適用されているセルを選択し、削除キーを押して、セル内の数式を削除します。
- 適用シナリオ
- 売上管理:TEXTJOIN 関数を使用してブランド名をすばやく整理する
さまざまな種類の商品の売り上げを管理する場合、製品のブランド名や型番などを記録する必要がありますが、ブランド名を 1 つずつ入力するのは非常に面倒です。この場合、TEXTJOIN 関数を使用してブランド名をすばやく整理することができます。
- 数式例:=TEXTJOIN(";",TRUE,A2,A5,A7,A10)
- 説明:
- この例では、製品のブランド名を ; で区切りながら結合するために TEXTJOIN 関数を使用しています。
- 引数の TRUE は、テキストを結合するときに空白セルを無視することを意味します。
- 次に、結合する対象となるブランド名が所在するセルをすべて選択します。
- Enter キーを押すと、結果がセルに表示されます。