AND 関数

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  1. 関数の説明
AND 関数は、論理積を求めるのに使用されます。すべての引数が TRUE と評価された場合のみ、TRUE を返します。引数が 1 つでも FALSE と評価された場合は FALSE を返します。
  1. 関数の書式
  • 書式:AND(論理式 1, [論理式 2, ...])
  • 引数
  • 論理式 1(必須):TRUE か FALSE かを調べる 1 つ目の条件。
  • 論理式 2(必須):TRUE か FALSE かを調べる 2 つ目の条件。
  • =AND(A1=1, A2=2)
  • この例の場合、A1 の値が 1 かつ A2 の値が 2 の時に、セルに TRUE が表示され、それ以外の時は FALSE が表示されます。
  • 注意:論理式が複数個ある場合、すべての論理式に同時に一致した時のみ TRUE が返されます。
  1. 操作方法
AND 関数を使用する
  1. セルを選択してツールバーの 数式 をクリックし、論理 から AND 関数を選択します。セルに =AND と直接入力しても数式を使用できます。
  1. 数式の引数を入力します。例:(B2>60, B3>90)。
  1. Enter キーを押して、結果を返します。上記の例の場合、 セル B2 の数値が 60 以上かつセル B3 の数値が 90 以上の時、TRUE が返され、それ以外の時は FALSE が返されます。
  1. セルの右下にある + をドラッグして、類似エリアの TRUE と FALSE を一括判断できます。
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AND 関数を削除する
AND 関数が適用されているセルを選択し、削除キーを押して、セル内の数式を削除します。
  1. 適用シナリオ
教員向け:AND 関数を使用して合格者を瞬時に判断
期末試験の終了後、各生徒のすべての科目の点数をもとに、全体の合格率(赤点の有無)を確かめる場合があります。各科目の点数に基づいて判断する必要があるため、AND 関数を使用すると、結果を瞬時に取得できます。
  • 数式例:=AND(B2>=60, C2>=60,D2>=60)
  • 説明:この例では、期末試験の合格基準が「すべての科目で 60 点以上」となっているため、「各科目の点数 >= 60」が引数として設定されています。すべての科目が 60 点以上の場合、TRUE が返され、1 つでも 60 点を下回る科目があれば、FALSE が返されます。
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HR 向け:AND 関数を使用してボーナスを瞬時に統計
常に優れた販売実績のある従業員にボーナスを与えたい場合は、ボーナス条件(月間売上高が 20 万円以上など)を設定できます。 AND 関数を使用して、ボーナス条件に一致する従業員を瞬時に探し出しましょう。
  • 数式例:=AND(C6>20,D6>20,E6>20)
  • 説明:この例では、3 ヶ月の期間中に毎月 20 万円以上の売上高を達成した場合、TRUE と返されます。TRUE と返された従業員はボーナス条件を達成していることがわかります。
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作成者: Lark ヘルプセンター
最終更新:2022-11-28
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