- 関数の説明
ARRAY_CONSTRAIN 関数は、指定した配列のサイズを制限するために利用されます。この関数を使うことで、満たさない条件を設定し、必要な部分だけを抽出することができます。
- 関数の書式
- 書式:=ARRAY_CONSTRAIN(範囲, 行数, 列数)
- 引数:
- 範囲:制限をかけたい元の配列や範囲。。
- 行数:抽出したい行数。
- 列数:抽出したい列数。
- 例:数式 =ARRAY_CONSTRAIN(A1:E6, 3, 3) を使用すると、A1:E6 範囲内から最初の 3 行と最初の 3 列のデータ(A1:C3)を抽出できます。
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- 操作手順
ARRAY_CONSTRAIN 関数を使用する
- Lark シートを開きます。
- セル内に =ARRAY_CONSTRAIN を直接入力し、数式の引数を入力します。例えば下図の =ARRAY_CONSTRAIN(A1:C9,5,2) を入力します。
- Enter キーを押して、セルに A1:C9 範囲の最初の 5 行と最初の 2 列のデータが表示されます。
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ARRAY_CONSTRAIN 関数を削除する
ARRAY_CONSTRAIN 関数が適用されたセルを選択し、削除キーを押します。
- 使用例
ARRAY_CONSTRAIN 関数を使用して情報を抽出する
データの集計表では、ARRAY_CONSTRAIN 関数を使って自分が必要とする情報を素早く抽出できます。
例:A2:D7 範囲に 1 月から 6 月までの販売データが記録されています。数式 =ARRAY_CONSTRAIN(A2:D7,3,4) を使用して、第 1 四半期、つまり 1 月から 3 月までの販売データを抽出できます。数式内の 3 は最初の 3 行を、4 は最初の 4 列を表し、この範囲のデータは第 1 四半期のデータになります。
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