- 関数の説明
DISC 関数は、証券の割引率を価格に基づいて計算するために使用します。
- 関数の書式
- 書式:=DISC(受渡日, 満期日, 価格, 償還額, [基準])
- 引数:
- 受渡日(必須):証券の受渡日を指定します。この日付は、証券が買い手に引き渡される日付です。
- 満期日(必須):証券の満期日を指定します。この日付は、証券が額面価格で償還できる日付です。
- 価格(必須):額面 $100 の証券の購入価格を指定します。
- 償還額(必須):額面 $100 の証券の償還額を指定します。
- 基準(任意):計算に使用する日数基準のタイプを示す数値を指定します。COUPDAYSNC 関数と同様です。
- 例:=DISC("2010-1-2", "2039-12-31", 90, 100, 0)
- 説明:
- 受渡日または満期日として日付以外の値を指定すると、関数はエラー値 #VALUE! を返します。
- 価格 ≤ 0、または償還額 ≤ 0 の場合、関数はエラー値 #NUM! を返します。
- 基準 < 0 または基準 > 4 の場合、関数はエラー値 #NUM! を返します。
- 受渡日 ≧ 満期日の場合、関数はエラー値 #NUM! を返します。
- 操作方法
DISC 関数を使用する
- セルを選択して、セル内に =DISC と入力します。
- セル内に関数の引数を入力します。例:=DISC("2010-1-2", "2039-12-31", 90, 100, 0)
- Enter キーを押すと、結果の 0.003333642 がセルに表示されます。
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DISC 関数を削除する
DISC 関数が適用されているセルを選択し、削除キーを押して、セル内の数式を削除します。
- 適用シナリオ
資産運用:DISC 関数を使用して証券の割引率をすばやく計算する
投資において有価証券の割引率を計算する場合、DISC 関数を使用するとすばやく計算できます。
- 数式例:=DISC(B2,B3,B4,B5,B6)
- 説明:
- セル B2 の受渡日は、セル B3 の満期日より前でなければなりません。
- セル B4、B5、B6 を引数の価格、償還額、基準として指定します。
- Enter キーを押すと、結果が表示されます。
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