- 関数の説明
シートで WEEKDAY 関数を使用すると、指定した日付が週の何日目にあたるかを数値で返します。
- 関数の書式
- 書式:=WEEKDAY(日付, [種類])
- 引数:
- 日付値(必須):週の何日目にあたるかを確かめたい日付を指定します。日付を含むセルへの参照、日付を返す関数、または数字でなければなりません。例えば、「A1」セルの値が「2024-10-29」という日付である場合、日付値を「A1」に指定できます。
- 種類(任意):どんな順番で週の曜日を数えるかを数値で指定します。記入しない場合は 1 で、日曜日から週の曜日を数えます。種類と返す数値の関係は下表を参照してください。
- 種類 月火水木金土日1または省略23456712123456730123456111234567127123456136712345145671234154567123163456712172345671
- 操作手順
「2024-10-30」が何曜日であるかを WEEKDAY 関数で判断する例を紹介します。週の最初の日は月曜日から始まります。
- シートを開きます。
- セルに以下の内容を入力します:=WEEKDAY("2024-10-30", 2)
- 日付値:2024-10-30 を英文の二重引用符で囲む必要があります。
- 種類:2 は週の最初の日が月曜日であることを示し、返される値は数字の 1(月曜日)から 7(日曜日)です。
- Enter キーを押して、「3」という結果が表示されます。つまり、「2024-10-30」がその週の水曜日です。
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- 使用例
学校は一週間の時間割を計画しています。数学の授業は平日にのみ配置され、美術の授業は週末に配置されることが望ましいです。下の図では、A 列は日付、B 列はその日がその週の何日目かを計算するために使用され、C 列は授業の種類です。
- セル B2 に数式 =WEEKDAY(A2) を入力します。この数式では引数である「種類」を記入しなかったため、1 となります。つまり、日曜日から週の曜日を数えます。
- セル C2 に数式 =IF(AND(B2>=2,B2<=6),"数学","美術") を入力します。つまり、B 列の数字が 2〜6 の場合(つまり平日)、数学の授業を配置し、それ以外の場合は美術を配置します。
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