- 関数の説明
INDEX 関数は、指定された行と列が交差する位置にあるセルの内容を検索するために使用されます。
- 関数の書式
- 書式:=INDEX(参照, 行番号, [列番号], [領域])
- 引数:
- 参照(必須):検索するセル範囲を指定します。
- 行番号(必須):セルが位置する行の数値です。
- 列番号(任意):セルが位置する列の数値です。
- 領域(任意):参照される領域の数を指定します。領域が 1 つしかない場合は、1 を入力できます。
- 例:
- =INDEX(A1:C20, 5, 1)
- 注意:
- セル範囲には、ヘッダーを含むする必要があります。
- 「行番号」と「列番号」は、参照範囲の相対的な値を指定する必要があります。
- 操作方法
INDEX 関数を使用する
- セルを選択し、入力欄に =INDEX と入力します。または、ツールバーの 数式 ボタンをクリックして 検索 を選択し、INDEX 関数を選択します。
- セルに引数を入力します。
- Enter キーを押すと、結果がセルに表示されます。
- セルの右下にある + 記号をドラッグして、計算する必要があるすべてのセルに関数を適用します。
250px|700px|reset
INDEX 関数を削除する
INDEX 関数が適用されているセルを選択し、削除キーを押して、セル内の数式を削除します。
- 適用シナリオ
セールス:INDEX 関数を使用して製品情報をすばやく見つける
セールス担当者は、自分が担当する製品の情報を把握する必要がありますが、製品が多い場合、すべて覚えきることができません。この場合、INDEX 関数を使用してすばやく情報を見つけることができます。
- 数式例:=INDEX(A1:D7,4,3,1)
- 説明:次の図では、製品 3 の在庫数を見つけるために INDEX 関数が使用されています。まず、検索する必要のあるセル範囲である A1:D7 を選択します。この範囲には複数の領域を含むことがありますが、通常は 1 つの領域のみを選択します。したがって、数式の最後の引数に 1 を入力するか、引数を省略します。次に、選択した領域からカウントして、必要なデータが所在する行の番号を入力します。次の図に示すように、A1 からカウントを開始すると、製品 3 が 4 行目にあるため、4 と入力します。その後、在庫数の列はセル範囲の左から右に数えて 3 番目の列なので、3 と入力します。すると、計算の結果として製品 3 の在庫数、すなわち 23 が表示されます。
250px|700px|reset