- 関数の説明
COUPDAYSNC 関数を使用して、受渡日から次の利払日までの日数を計算できます。
- 関数の書式
- 書式:=COUPDAYSNC(受渡日, 満期日, 頻度, [日数の計算方法])
- 引数:
- 受渡日(必須):証券の受渡日を指定します。すなわち、債券などの証券の売買代金を決済した日付です。
- 満期日(必須):証券の満期日を指定します。すなわち、証券の支払期日です。
- 頻度(必須):年間の利息支払回数を表す数値を指定します(1、2 または 4)。
- 日数の計算方法(任意):日数を計算する方法を表す数値を指定します。
日数の計算方法を表す数値 | 対応する日数の計算方法 |
0 または省略 | アメリカ NASD 計算方式 月 30 日/年 360 日 |
1 | 月の実際の日数/年の実際の日数 |
2 | 月の実際の日数/年 360 日 |
3 | 月の実際の日数/年 365 日 |
4 | ヨーロッパの月末日調整の計算方式 月 30 日/年 360 日 |
- 例:
- =COUPDAYSNC("2021-1-1", "2021-12-31", 4, 0)
- この例では、2021年1月1日から 2021年12月31日までの年 4 回利息支払の証券の場合、次の利払日までの日数を計算します。
- 注意:
- セルに数式を入力するとき、受渡日と満期日は半角の二重引用符で囲む必要があります。
- 操作方法
- セルを選択し、ツールバーの 数式 ボタンをクリックして すべての関数 を選択し、右側に出現する数式パネルにて COUPDAYSNC 関数を検索します。または、セルに =COUPDAYSNC と入力します。
- 関数の引数を入力します:(受渡日, 満期日, 頻度, [日数の計算方法])。日数の計算方法は省略可能です。
- Enter キーを押すと、計算の結果がセルに表示されます。
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