- 関数の説明
BETA.INV 関数は、指定したベータ分布の累積ベータ確率密度関数の逆関数を計算するために使用します。
つまり、BETA.DIST 関数の逆関数です。
- 関数の書式
- 書式:=BETA.INV(確率, α, β, [A], [B])
- 引数:
- 確率(必須):ベータ分布における確率を指定します。
- α(必須):確率分布のパラメーターを指定します。
- β(必須):確率分布のパラメーターを指定します。
- A(任意):x の下限を指定します。
- B(任意):x の上限を指定します。
- 例:=BETA.INV(0.65, 1.234, 7, 1, 3)
- 注意:
- いずれかの引数に数値以外の値を指定した場合、関数はエラー値 #VALUE! を返します。
- α ≤ 0 または β ≤ 0 の場合、関数はエラー値 #NUM! を返します。
- 確率 ≤ 0 または 確率 > 1 の場合、関数はエラー値 #NUM! を返します。
- 引数 A または B を省略した場合、関数は標準の累積ベータ分布 (A = 0 と B = 1) を使用します。
- 操作方法
BETA.INV 関数を使用する
- セルを選択して、セル内に =BETA.INV と入力するか、ツールバーの 数式 ボタンをクリックしてから、統計 > BETA.INV 関数を選択します。
- セル内に関数の引数を入力します。例:=BETA.INV(0.65, 1.234, 7, 1, 3)
- Enter キーを押すと、結果がセルに表示されます。例:1.340884025
250px|700px|reset
BETA.INV 関数を削除する
BETA.INV 関数が適用されているセルを選択し、削除キーを押して、セル内の数式を削除します。