- 関数の説明
PERCENTRANK 関数は、データセット内で特定の値が占める相対的な位置を百分率（0-1）で計算するために使用します。百分率の値の範囲は 0 から 1 で（0 と 1 を含む）、データセット内での相対的な位置を計算できます。
- 関数の書式
- 書式：=PERCENTRANK(データ, 値, [有効桁数])
- 引数：
- データ（必須）：処理対象のデータセットまたはデータセットを含むセル範囲への参照を指定します。
- 値（必須）：相対的な位置を百分率で計算したい値を指定します。
- 有効桁数（任意）：返り値の有効桁数を指定します。省略すると、小数点以下第 3 位まで計算します。
- 例：=PERCENTRANK(A2:A100, 42, 4)
- 注意：
- 有効桁数 < 1 の場合、関数はエラー値 #NUM! を返します。
- 返り値が小数点で表示されて分かりづらい場合、ツールバーにて 書式 > パーセント をクリックすると、百分率の形式で表示できます。
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- 操作方法
PERCENTRANK 関数を使用する
- セルを選択して、セル内に =PERCENTRANK と入力するか、ツールバーの 数式 をクリックしてから、統計 > PERCENTRANK 関数を選択します。
- セル内に関数の引数を入力します。例：=PERCENTRANK(A:A,A1)
- Enter キーを押すと、結果がセルに表示されます。例：0.625
- セルの右下にある + 記号をドラッグして、関数を適用したいすべてのセルを指定します。
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PERCENTRANK 関数を削除する
PERCENTRANK 関数が適用されているセルを選択し、削除キーを押して、セル内の数式を削除します。
- 適用シナリオ
教員向け：PERCENTRANK 関数を使用して生徒の成績が占める相対的な位置をすばやく判別する
PERCENTRANK 関数を使用すると、特定のデータセットにおける指定したデータの相対的な位置をすばやく判別できます。
- 数式例：=PERCENTRANK(B:B,B2)
- 説明：
- この例では、クラスにおける各生徒の成績の相対的な位置を計算しています。全員の成績を一本のロープにたとえると、ロープの一方の端が B2 セルの生徒の成績（20 点、最低点）で、百分率では 0 となり、もう一方の端が B11 セルの生徒の成績（93 点、最高点）で、百分率では 1 となります。そのほかの生徒の成績がこのロープ上占める相対的な位置もそれぞれ百分率で表示されています。
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