- 関数の説明
シートで TYPE 関数を使用して、指定した値がどのデータ型であるかを判別し、そのデータ型に対応する数値を返します。
- 関数の書式
- 書式:=TYPE(値)
- 引数:
- 値:データ型を確かめたい値を指定します。数値、文字列、論理値、エラー値、配列などを指定できます。TYPE 関数は、以下のデータ型に応じた数値を返します:
- データ型数値説明数値1数値 (整数、小数など)テキスト2文字列またはテキスト論理値4TRUE または FALSEエラー値16エラー値(例: #DIV/0!, #VALUE! など)配列64配列または範囲
- 例:=TYPE(C4) を使用して、4 という結果が返されました。この結果の 4 は、セル C4 の内容が論理値であることを意味しています。
- 操作手順
TYPE 関数を使用する
- シートを開きます。セルを選択して、セル内に =TYPE と入力します。
- セル内に関数の引数を入力します。例:=TYPE(A2)、=TYPE(B2)、=TYPE(C2)。
- Enter キーを押すと、セルにそれぞれ 2、1、4 が表示されます。
- セルの右下隅にある + アイコンをドラッグ&ドロップして、数式を判断対象となる範囲に適用します。
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TYPE 関数を削除する
TYPE 関数が適用されているセルを選択してから、削除キーを押します。
- 使用例
プログラマーはコードを書くときに、ソースコード中に現れるさまざまな値のタイプを判断する必要があります。TYPE 関数を使用すると、値のタイプをすばやく表示できます。これは、Python や Java などのプログラミング言語にも適しています。
数式例:=TYPE(A1)
この例では、列 A にソースコードが並べられており、列 B で TYPE 関数を使用して値のタイプを判断しています。返された結果の 1 は数値、2 はテキストを意味しています。
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