- 機能紹介
実行権限:スーパー管理者または法人設定の権限を持つ管理者が実行可能
Lark を最新のバージョンに保つことで、アプリを安定して利用できるほか、新機能をいち早く体験できます。管理者は、管理コンソールで「アップデートリマインダー」を設定することで、メンバーが定期的にアップデートを行うように促すことができます。なお、指定の Lark バージョンを使用中のメンバーのログインを制限することもでき、最新のセキュリティパッチが適用されたバージョンの使用を促進できます。
- 操作手順
アップデートリマインダーを設定する
以下の手順でアップデートリマインダーを作成・設定します。なお、以下の設定は V6.11 以降の Lark アプリでのみ適用できます。
- Lark 管理コンソールを開きます。
- 左側のナビゲーションで 法人設定 > アップデートリマインダー をクリックします。
- 画面右上にある + 新規作成 をクリックします。
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- 表示される アップデートリマインダー タブで、以下の設定を行います。
- デバイスのタイプ:アップデートリマインダーを配信するメンバーの利用デバイスの種類を、iOS&iPadOS、Android、macOS、Windows、Linux から選択します。複数選択も可能です。
- 注:ABM(Apple Business Manager)で配布された iOS 版 Lark アプリにアップデートリマインダーを配信することはできません。
- 配信対象のバージョン:アップデートをリマインドしたい Lark アプリのバージョン番号を入力します。形式は 6.11.0 のように、3 桁である必要があります。例えば、6.11.0 を記入した場合、V6.11.0 以前の Lark を使っているメンバー宛にアップデートリマインダーが送られます。
- アップデート方法:アップデートリマインダーを受け取ったメンバーの操作を選択します。
- 任意 を選択した場合、アップデートリマインダーを受け取ったメンバーはアップデートしなくても Lark を引き続き使用できます。
- 必須 を選択した場合、アップデートリマインダーを受け取ったメンバーはアップデートを行なってから Lark を引き続き使用できます。メンバー側の使用に影響を与えるので、慎重に選択してください。
- 通知内容:アップデートリマインダーの内容を記入します。通知内容の言語はデフォルトで管理者が選択した管理コンソールの表示言語と同じです。+ アイコンをクリックして、多言語の通知内容を追加できます。多言語の通知内容を作成した場合、デフォルトの言語を変更できます。メンバー側の Lark アプリの表示言語によって、異なる言語の通知内容が表示されます。
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- 次に、アップデートリマインダーの配信対象や配信ルールを設定します。
- 配信対象:法人メンバー全員または一部のメンバー(部署、ユーザーグループを含む)を選択できます。
- 配信対象外:リマインダーを配信しないメンバーを選択します。
- 注:メンバーが同時に「配信対象」や「配信対象外」に含まれている場合、当該メンバーにはアップデートリマインダーが配信されません。
- 配信ルール:何回に分けて、それぞれいつに、リマインダーを配信するかを設定します。
- 配信対象の人数が少ない場合、1 回目の配信 でリマインダーの配信日時を選択してください。カバー率(つまり、1 回の配信でカバーするメンバーの割合)には、100% を記入します。
- 配信対象の人数が多い場合(1,000 人以上)、+ 配信を追加 をクリックして、リマインダーを何回かに分けて配信できます(最大 10 回まで)。1,000 人以上の場合、3-7 日間に分けて 100% 配信することをおすすめします。この場合、カバー率には、毎回配信するメンバーの割合を記入してください。例えば、3 回に分ける場合、それぞれ 35%、35%、30% を記入することができます。
- リマインダーの有効期限:配信の終了日時を設定します。
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- 最後に、保存 をクリックすれば、設定が完了します。
- 上記の設定を完了後、指定の時間になると、設定の適用対象となるメンバーの Lark アプリ画面に「法人管理者より、最新バージョンへのアップデート通知が届いています」とのリマインダーが配信・表示されます。
ログイン制限を設定する
重要:ログイン制限のリマインダーを配信・表示されたメンバーは Lark アカウントからログアウトさせられ、古いバージョンの Lark をインストールしたデバイスで Lark を使用できなくなるため、慎重に設定してください、なお、ログインを制限されたメンバーは Lark 公式サイトから最新バージョンの Lark をダウンロード・インストールしてから使用を続ける必要があります。
ログイン制限とは、管理者が推奨するバージョン以外を使用しているメンバーの Lark へのログインを制限するための機能です。古いバージョンには脆弱性が含まれることが多いため、最新のセキュリティパッチが適用されたバージョンの使用を促進することで、セキュリティリスクを軽減できます。
- Lark 管理コンソールを開きます。
- 左側のナビゲーションで 法人設定 > アップデートリマインダー をクリックします。
- 画面右上にある + 新規作成 をクリックします。
- 「アップデートリマインダー」画面の左上で、ログイン制限 タブをクリックし、以下の設定を行います。
- リスクのあるバージョン:ログインを制限したい Lark バージョンをドロップダウンメニューから選択します。
- 注:
- 「リスクのあるバージョン」は Lark の開発チームによって設定・配置されます。ドロップダウンメニューに選択できるオプションがない、またはどのオプションを選択すべき分からない場合、カスタマーサポートまたはデジタルコンサルタントにお問い合わせください。
- リスクのあるバージョンを選択後、バージョン範囲の説明を確認できます。また、ログイン制限の影響を受けるメンバー人数を予測するために、データ一覧 をクリックして、表示される「メンバーの利用状況の詳細」の「バージョン別アクティブ人数」項目で、バージョン別の利用者数を確認できます。
- デバイスのタイプ:ログイン制限のリマインダーを配信するメンバーの利用デバイスの種類を iOS&iPadOS、Android、macOS、Windows、Linux から選択します。複数選択も可能です。
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- 次に、ログイン制限のリマインダーの配信対象や配信ルールを設定します。
- 配信対象:法人メンバー全員または一部のメンバー(部署、ユーザーグループを含む)を選択できます。
- 配信対象外:ログイン制限のリマインダーを配信しないメンバーを選択します。
- 注:メンバーが同時に「配信対象」や「配信対象外」に含まれている場合、当該メンバーにはログイン制限のリマインダーが配信されません。
- 配信ルール:何回に分けて、それぞれいつに、ログイン制限のリマインダーを配信するかを設定します。
- 配信対象の人数が少ない場合、1 回目の配信 でリマインダーの配信日時を選択してください。カバー率(つまり、1 回の配信でカバーするメンバーの割合)には、100% を記入します。
- 配信対象の人数が多い場合(1,000 人以上)、+ 配信を追加 をクリックして、リマインダーを何回かに分けて配信できます(最大 10 回まで)。1,000 人以上の場合、3-7 日間に分けて 100% 配信することをおすすめします。この場合、カバー率には、毎回配信するメンバーの割合を記入してください。例えば、3 回に分ける場合、それぞれ 35%、35%、30% を記入することができます。
- リマインダーの有効期限:配信の終了日時を設定します。
- 注:
- 業務への影響を避けるために、ログイン制限のリマインダーの配信時間を勤務時間外に設定することをおすすめします。
- ログイン制限の配信が開始される前に、メンバーに配信の背景を説明した上で、Lark アプリのバージョンをアップデートするように連絡することをおすすめします。
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- 保存 をクリックすれば、設定が完了します。
- 上記の設定を完了後、指定の時間になると、設定の適用対象となるメンバーの Lark アプリ画面に「現在のバージョンは管理者によって使用が制限されています」とのリマインダーが配信・表示されます。
アップデートリマインダーとログイン制限を管理する
- Lark 管理コンソールを開きます。
- 左側のナビゲーションで 法人設定 > アップデートリマインダー をクリックします。
- アップデートリマインダー画面、設定済みのアップデートリマインダーとログイン制限を確認・管理できます。右側の … アイコンより、以下の操作ができます、
- ステータスが「未開始」のリマインダーの場合、編集 や 削除 をクリックできます。
- ステータスが「使用中」のリマインダーの場合、 停止 をクリックできます。
- ステータスが「停止中」のリマインダーの場合、削除 をクリックできます。
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- よくある質問