- 機能紹介
管理者が関連組織を作成・設定した後、法人メンバーは関連組織が共有したメンバーを検索したり、相手組織のメンバーのプロフィールページを表示したりできます。また、相手のメンバーとチャット・検索・ビデオ会議・Minutes・カレンダー・タスク・Docs などの機能において共同作業を行なったりできるようになります。
- 操作手順
以下では、組織 A と組織 B の間で設定された関連組織を例に紹介します。組織 A のスーパー管理者が、組織 A のメンバー a が外部組織 B のメンバー b の情報を表示できるように設定すると、メンバー a は以下の場面で関連組織の機能を使用できるようになります。
関連組織のメンバーを検索する
メンバー a は、以下の場面でメンバー b を(名前・職位・社員番号で)検索できるようになります。
- Lark アプリの検索欄での検索
- グループを作成する、またはグループにメンバーを追加するときの検索
- Docs を共有する、または Docs 内で@メンションするときの検索
- 音声通話・ビデオ会議で参加者を招待するときの検索
関連組織の連絡先を表示する
メンバー a は、Lark アプリの 連絡先 > 関連組織 にて、関連組織 B の部署とメンバー情報を確認できます。メンバー a が表示できる組織構造の範囲は、メンバー a が所属する組織 A の設定によります。
関連組織のメンバーのプロフィールページを表示する
メンバー a は、Lark アプリにて関連組織が共有したメンバーのプロフィール写真をクリックすることで、相手のプロフィールページを表示できます。ただし、メンバー a が表示できるメンバーの範囲は相手組織(組織 B)の設定によります。
- プロフィールページに表示されるフィールドは、それぞれの組織の管理者設定によります。
- 関連組織のメンバーのプロフィールページはデフォルトで、名前のみが表示されます。
関連組織のメンバーとのコミュニケーションや共同作業を行う
メンバー a は、関連組織のメンバー b を連絡先に追加せずに、直接コミュニケーションや共同作業を行えます。
- 連絡先を追加せずに、相手との個人チャットを開始できる
- 連絡先を追加せずに、相手をグループチャットに招待できる(外部グループにのみ招待可能)
- 連絡先を追加せずに、相手を音声通話・ビデオ会議に招待できる
- 連絡先を追加せずに、相手に Docs を共有したり、Docs 内で相手を@メンションしたりできる
- メンバーのカレンダーの予定のあり/なしを確認できる
表示可能な範囲の設定について
単方向に表示可能と設定した場合
単方向に表示可能、つまり組織 A のスーパー管理者が、組織 A のメンバー a は外部組織 B のメンバー b を表示できるが、メンバー b はメンバー a を表示できないように設定した場合:
- 2 人が個人チャットを行ったことがない場合、メンバー a のみがメンバー b との個人チャットを開始できます。メンバー b は、メンバー a との個人チャットを自分からは開始できません。
- 2 人が個人チャットを行ったことがある場合、メンバー a とメンバー b は 2 人とも互いに相手との個人チャットを開始できます。
- 組織 A と外部組織 B の間の関連組織としての連携が解除された場合でも、メンバー a とメンバー b が互いを連絡先に既に登録していれば、引き続き個人チャットを行えます。
- 組織 A と外部組織 B の間の関連組織としての連携が解除され、メンバー a とメンバー b が互いを連絡先に登録していない場合、引き続き個人チャットを行えるかどうかは 2 人のプライバシー設定によります。
- メンバー a またはメンバー b のいずれかが相手をブロックした場合、いかなる場合でも個人チャットを行うことはできません。
一部のメンバーに表示可能と設定した場合
組織 A と外部組織 B の間に関連組織としての連携が成立し、組織 A のスーパー管理者が、組織 A のメンバー a-1 は外部組織 B のメンバー b を表示できるが、メンバー a-2 はメンバー b を表示できないように設定した場合:
- メンバー a-1 は、メンバー b との個人チャットを開始できますが、メンバー a-2 は、メンバー b を連絡先に追加しないと、メンバー b との個人チャットを開始できません。
- よくある質問