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管理者|メンバーのコミュニケーション・コラボレーションのルールを設定する

管理者|メンバーのコミュニケーション・コラボレーションのルールを設定する

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  1. 機能紹介
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機能の提供状況:この記事で紹介されている機能の一部はベータテスト中です。
実行権限:スーパー管理者またはメンバー権限の管理者のみ実行可
コミュニケーション・コラボレーションのルールとは、法人内のメンバーが Lark でコミュニケーション・コラボレーションを行う際のルールです。コミュニケーション・コラボレーションには、チャットでのメッセージ送信・緊急連絡、グループチャットへの招待、ドキュメントでの通知送信、ドキュメント所有権の譲渡、ビデオ会議の開始・招待、電話をかけること、予定への招待、タスクの割り当てなどが含まれています。
管理者は、これらのコミュニケーション・コラボレーションを制限できます。具体的には、誰が(主体)、誰向けに(対象)、何を(操作)、行うことができる/できないを、細かく設定することができます。
Lark でのコミュニケーション・コラボレーションについて適切な設定を行うことで、法人情報のセキュリティ強化や効率性・生産性の向上などにつながります。
  1. 操作手順
メインルールを設定する
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ノート:メインルールの設定はベータテスト中です。
メインルールは、デフォルトのコミュニケーション・コラボレーションのルールです。以下の手順で設定します。
  1. Lark 管理コンソールを開きます。
  1. 左側のナビゲーションより、セキュリティ > メンバー権限 をクリックします。
  1. メンバー権限画面で、コミュニケーションとコラボレーション を選択します。
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  1. コミュニケーションとコラボレーションの設定画面の「法人メンバーのコラボレーションルール」タブで、メインルール 項目の横にある 編集 をクリックし、以下のメインルールを選択します。
  • 全員に対してすべての操作を実行可能(デフォルト):法人内の全てのメンバーが他のメンバーを対象にコミュニケーション・コラボレーションを始めることができます。
  • 自分の所属部署内のメンバーに対してのみすべての操作を実行可能:メンバーは自分の部署の他のメンバーに対してのみコミュニケーション・コラボレーションを始めることができます。このルールを選択する場合、同時に下位部署内のメンバーに対してすべての操作を実行可能 にチェックを入れることができます。
  • 全員に対してすべての操作を実行不可:法人内の全てのメンバーが他のメンバーを対象にコミュニケーション・コラボレーションを始めることができません。
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  1. 保存 をクリックして、設定を完了します。
補足ルールを設定・管理する
メインルール以外に、コミュニケーション・コラボレーションに関する高優先度のルールと低優先度のルールを補足ルールとして設定できます。
  1. Lark 管理コンソールを開きます。
  1. 左側のナビゲーションより、セキュリティ > メンバー権限 をクリックします。
  1. メンバー権限画面で、コミュニケーションとコラボレーション を選択します。
  1. コミュニケーションとコラボレーションの設定画面の「法人メンバーのコラボレーションルール」タブで、高優先のルール または 低優先のルール 項目で、ルールを追加 をクリックします。
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  1. ルールの主体(誰が)、対象(誰向けに)および操作(何を)などを設定します。例えば、部署 A のメンバー(主体)が部署 B のメンバー(対象)向けに、緊急連絡(操作)を実行可能/不可に設定します。
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  • このステップで設定する項目の詳しい説明は下表のとおりです。
主体
コミュニケーション・コラボレーションを始める側です。メンバー、ユーザーグループ、または部署を選択できます。
対象
コミュニケーション・コラボレーションを受ける側です。メンバー、ユーザーグループ、または部署を選択できます。
可否
主体が対象に操作を行えるかどうかを設定します。可能不可 を選択できます。
操作
  • 緊急連絡:主体が対象に対して Lark メッセージで緊急連絡を行うこと
  • グループチャットに招待:主体が対象をグループチャットに招待すること
  • ドキュメントの通知を送信:主体が対象が所有しているドキュメントでコメントを追加したり、共同編集者を招待したり、対象を@メンションした場合、対象がメッセージ通知を受け取ること
  • ドキュメントの所有権を譲渡:主体が対象に対して自分が所有しているドキュメントの所有権を譲渡すること。なお、この場合、「ドキュメント譲渡申請ルール」を設定できます。詳しくは、本文の「コラボレーション申請ルールを設定する」を参照してください。
  • メッセージを送信:主体が対象に Lark メッセージを送ること
  • ビデオ会議:主体が対象に対して音声通話・ビデオ会議を始めること
  • 電話番号に発信:主体が対象の電話番号を表示し、電話をかけること
  • 予定に招待:主体が対象を予定に招待すること
  • タスクを割り当てる:主体が対象をタスクの担当者またはフォロワーとして設定すること
  • :操作に 予定に招待 および タスクを割り当てる を選択した場合、V5.22 以上の Lark アプリでのみ適用されます。
  1. 保存 をクリックして、設定を完了します。
  • 補足ルールを設定・保存した後、補足ルールの横にある 編集 をクリックして、それを変更できます。一括編集 をクリックして、複数の補足ルールをまとめて編集できます。
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メインルールと補足ルールの適用順
補足ルールを設定した後、ルールが適用される順番は、高優先度のルール > 低優先度のルール > メインルール、になります。
同一のルールセット(メインルール+補足ルール)内で、ルールの適用順は以下のとおりです。
  • メンバーが複数の補足ルールの「主体」にマッチし(メンバーがルールの「主体」に当たる、またはメンバーが「主体」に当たる部署またはユーザーグループに所属している)、複数の補足ルールに設定されている「操作」が同じで、ルールの可否が一律に「可能」または「不可」のいずれかに設定されている場合、メンバーがコミュニケーション・コラボレーションを始められる/始められない「対象」は、複数の補足ルールに設定されているすべての「対象」(和集合)になります。
  • メンバーが複数の補足ルールの「主体」にマッチし(メンバーがルールの「主体」に当たる、またはメンバーが「主体」に当たる部署またはユーザーグループに所属している)、ルールの可否に「可能」または「不可」が同時に含まれている場合、しかも複数の補足ルールに設定されている「対象」が重複している場合、以下の適用順になります。
  • 重複している「対象」が包含関係である場合、ルールの適用順は、メンバー > ユーザーグループ > 部署、です。
  • 例えば、「ルール 1:メンバー A が部署 1 のメンバーに対してコミュニケーション・コラボレーションを始めることが可能」と「ルール 2:メンバー A がメンバー B に対してコミュニケーション・コラボレーションを始めることが不可」の 2 つのルールがあるとします。この場合、メンバー B が部署 1 に所属しているなら、メンバー A はメンバー B 以外の部署 1 のメンバーに対してコミュニケーション・コラボレーションを始めることが可能ということになります。
  • 重複している「対象」が包含関係ではない場合、可否が 不可 のルールが優先です。
  • 例えば、「ルール 1:メンバー A が部署 1 のメンバーに対してコミュニケーション・コラボレーションを始めることが可能」と「ルール 2:メンバー A が部署 1 のメンバーに対してコミュニケーション・コラボレーションを始めることが不可」の 2 つのルールがあるとします。この場合、ルール 2 が優先され、つまりメンバー A が部署 1 のメンバー全員に対してコミュニケーション・コラボレーションを始めることができないことにになります。
ルール設定を検証する
ルールを設定した後、設定の適用効果をプレビューできます。一度に 1 人のメンバー(主体)が別のメンバー(対象)に対するコミュニケーション・コラボレーション権限を検証できます。
  1. Lark 管理コンソールを開きます。
  1. 左側のナビゲーションより、セキュリティ > メンバー権限 をクリックします。
  1. メンバー権限画面で、コミュニケーションとコラボレーション を選択します。
  1. コミュニケーションとコラボレーションの設定画面の「法人メンバーのコラボレーションルール」タブで、右上にある ルール設定を検証 をクリックします。
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  1. 表示される検証画面で、主体と対象のメンバー名を入力し、検証 をクリックすると、権限の検証結果が表示されます。
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コラボレーション申請ルールを設定する
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ノート:コラボレーション申請ルールの設定はベータテスト中です。
コラボレーション申請ルールとは、メンバーがコミュニケーション・コラボレーションを行う際に申請を行う必要があるルール設定です。具体的には、「連絡リクエストルール」と「ドキュメント譲渡申請ルール」があります。
連絡リクエストルール
主体が対象にメッセージを送信したり、グループチャットに招待したり、緊急連絡をしたりできないと設定されている場合、管理者はこの場合に主体がコミュニケーション権限を申請できるかどうか(連絡リクエストルール)を設定できます。この場合、管理者は最大で 2 つのルールセットを作成でき、ルールセット 1 はルールセット 2 よりも優先度が高いです。
  • 連絡リクエストが認められた場合、主体は対象に対してメッセージの送信、グループチャットへの招待、緊急連絡の 3 つの操作のみを行うことができます。
  • 連絡リクエストは V6.2 以上の Lark アプリでのみ適用されます。
  1. Lark 管理コンソールを開きます。
  1. 左側のナビゲーションより、セキュリティ > メンバー権限 をクリックします。
  1. メンバー権限画面で、コミュニケーションとコラボレーション を選択します。
  1. コミュニケーションとコラボレーションの設定画面の「法人メンバーのコラボレーションルール」タブで、画面右上にある コラボレーション申請ルール をクリックします。
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  1. 「連絡リクエストルール」タブで、右上の 編集 をクリックします。
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  1. + ルールを追加 をクリックし、主体、対象、操作、可否などを設定します。
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  1. 保存 をクリックし、設定を完了します。ルールに含まれているメンバーは、管理者が設定した操作(例えば、特定のメンバーにメッセージを送信)を行う際に、コミュニケーション権限を申請する必要があります。
  • 「連絡リクエストルール」タブで、リクエストログ をクリックして、メンバー側の連絡リクエストの申請履歴を確認できます。
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  • 以下に、連絡リクエストルールの適用事例を紹介します。
  • 例えば、「メッセージを送信」という操作の場合、管理者が「補足ルール」でメンバー A がメンバー B にメッセージを送信できないように設定したとします。「連絡リクエストルール」でメンバー A がメンバー B に連絡リクエストを行えるように設定すると、メンバー A がメンバー B にメッセージを送信しようとすると、メンバー A に次のような画面が表示されます。
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  • メンバー A が 連絡を申請 をクリックして、メンバー B へのメッセージ送信の権限を申請できます。メンバー B には、下図に示す通知が届きます。メンバー B が申請を認めた場合にのみ、メンバー A はメンバー B にメッセージを送信できます。
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ドキュメント譲渡申請ルール
ドキュメント譲渡申請ルールとは、メンバーが他のメンバーに自分が所有している Lark Docs の所有権を引き渡す際に申請が必要になる設定です。申請が認められた場合にのみ、所有権を譲渡できます。以下の手順で設定します。
  1. コミュニケーションとコラボレーションの設定画面の「法人メンバーのコラボレーションルール」タブで、画面右上にある コラボレーション申請ルール をクリックします。
  1. ドキュメント譲渡申請ルール タブをクリックして、画面右上にある 編集 をクリックします。
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  1. ルールにメンバー(ドキュメントの所有権を譲渡される側)を追加した後、保存 をクリックします。
  • :ドキュメント譲渡申請ルールは、V7.13.0 以上の Lark アプリでのみ適用されます。
  • 設定が完了した後、メンバー A が「ドキュメント譲渡申請ルール」を設定されているメンバー B に Docs の所有権を譲渡しようとすると、メンバー A に申請が必要である旨の通知が表示され、下図のように申請を行う必要があります。
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  • 一方で、メンバー B に下図のような申請が届きます。メンバー B が申請を認めた場合にのみ、メンバー A が所有権を譲渡できます。
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メンバーをブロックするルールを設定する
メインルールと補足ルールに加えて、メンバーをブロックするルールを設定して、メンバー間のコミュニケーション・コラボレーション権限をより柔軟に設定できます。以下の手順で設定します。
  1. Lark 管理コンソールを開きます。
  1. 左側のナビゲーションより、セキュリティ > メンバー権限 をクリックします。
  1. メンバー権限画面で、コミュニケーションとコラボレーション を選択します。
  1. コミュニケーションとコラボレーションの設定画面で、ブロック設定 タブをクリックします。
  1. こちらの画面で 編集 をクリックして、2 つのブロックルールを設定できます。
  • 他のメンバーをブロックできるメンバー:メンバーは Lark アプリ内で法人内のメンバーをブロックできます。ブロック後、相手はそのメンバーに対してメッセージを送信したり、グループチャットに招待したり、緊急連絡をしたりできなくなります。
  • 共有会議室に呼び出されないメンバー:法人内のすべての共有会議室のデバイス(タッチパネルなど)から、メンバーをビデオ会議に呼び出すことができなくなります。
  1. ルールに追加したいメンバー(他のメンバーをブロックできるメンバー)を追加した後、保存 をクリックすると、設定が完了します。
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  • :メンバーのブロックルールの設定は、V6.11.9(Android)、V6.11.23(iOS)、V6.11.12(デスクトップ版)以上の Lark アプリでのみ適用されます。
  1. よくある質問
Q:チャットをしたことのあるメンバーの場合、管理者がコミュニケーション・コラボレーションのルールを設定した後、当該メンバーは引き続きチャットを行えますか?
A:いいえ、できません。メンバー A と B はチャットをかわしたことがあるとします。管理者が A が B にメッセージを送信できないというコミュニケーション・コラボレーションのルールを設定すると、ルールは保存された時点で有効となります。この場合、メンバー A と メンバー B にチャット履歴があるにも関わらず、A が B とのチャットを継続しようとすると、メッセージを送信できない旨の通知が表示されます。
Q:メンバー A(主体)がメンバー B(対象)への連絡の申請が認められた場合、申請を取り消すことができますか?
A:いいえ、メンバー A が「連絡を申請」を開始した後、その申請を取り消すことはできません。この場合、管理者はメンバー B を 他のメンバーをブロックできるメンバー リストに追加することができます。追加後、メンバー B は メンバー A をブロックすることで、メンバー A からのメッセージ送信を制限できます。
Q:メンバー A(主体)がメンバー B(対象)への連絡の申請が認められた場合、管理者は二人のコミュニケーションを制限できますか?
A:いいえ、できません。
作成者: Lark ヘルプセンター
最終更新:2024-11-22
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