- 機能紹介
実行権限:スーパー管理者または「権限の監査」の権限を持つ管理者が実行可能
権限の照会タスクとは、権限の状況や変更記録などを照会できる機能です。管理者が権限の照会タスクを作成して、メンバー/部署/ユーザーグループが所有している Docs、共有フォルダ、ウィキスペース、ウィキスペースのページ、Minutes ファイル、アプリの権限状況(作成日時、リンクの共有、外部共有のオン・オフ、秘密度などを含む)を照会できます。照会タスクの結果をローカルに保存することもできます。
この機能の使用例として、社内異動で部署が変更されるメンバーまたは退職するメンバーを対象に権限の照会タスクを作成して、そのメンバーが所有している Docs、共有フォルダ、Minutes ファイルなどの権限の現状を把握でき、適時に権限を制限することができます。
- 操作手順
権限の照会タスクを新規作成する
- Lark 管理コンソールを開きます。
- 左側のナビゲーションで、コンプライアンス > 権限の監査 を順にクリックします。
- 権限の監査画面で、権限の照会タスクを作成 を選択します。
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- 権限照会タスクの作成画面の右上にある 照会タスクを作成 をクリックします。
- 表示されるポップアップ画面(タスクの基本情報(1/2))で、タスク名を入力します。次に、照会対象のタイプとして、Docs、共有フォルダ、ウィキスペース、ウィキスペースのページ、Minutes ファイル、アプリを選択できます。
- Docs、ウィキスペースのページ、Minutes ファイル、アプリを照会対象として選択する場合、照会方法を選択することもできます。照会方法の詳細は下表を参照してください。
- 以上を設定完了後、次へ をクリックします。
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- 表示される照会範囲の設定画面では、照会タスクの主体(つまり、対象)、主体のタイプ(メンバー/部署/ユーザーグループ)などを設定します。前のステップで選択した照会方法によって、画面上部で、照会する条件を あいまい検索 または 完全一致 から選択することもできます。照会する条件の詳細は下表を参照してください。
- 注:タスクを効率的に実行するために、あいまい検索で照会期間を制限するか、より多くの条件を設定することをおすすめします。
- 照会範囲の設定画面のガイダンスに従って必要な項目を設定完了後、作成 をクリックして、照会タスクの作成が完了します。管理コンソール画面の右上にある管理者タスクセンター(下図参照)で、作成済みのタスクの進捗状況を確認できます。
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ノート:
- メンバーを対象(主体のタイプ)に、特定のメンバーが所有している Docs、ウィキスペースのページ、Minutes ファイルの権限を照会する場合、照会できるのはそのメンバーが終了日付の 2 日前に所有していた権限です。
- 特定のメンバーが所有しているアプリの API 権限(API 権限でアプリをフィルタリング、アプリのAPI 権限を照会することを含む)を照会する場合、照会できるのはそのメンバーが終了日付の 1 日前に所有していた権限です。
作成済みの権限照会タスクを管理する
- Lark 管理コンソールを開きます。
- 左側のナビゲーションで、コンプライアンス > 権限の監査 を順にクリックします。
- 権限の監査画面で、権限の照会タスクを作成 を選択します。
- 「権限の照会タスクを作成」画面上部で、タスク名、作成時間、タスクのステータス、タスクのタイプで作成済みのタスクを絞り込むことができます。
- タスクの行で、右側にある 詳細 をクリックして、照会タスクの作成者、作成日時などの詳細を確認できます。実行完了したタスクの右側にある ファイルをダウンロード をクリックして、照会結果のファイルのエクスポートが開始されます。
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- エクスポートが完了した後、管理コンソール画面の右上にある管理者タスクセンターで、照会タスクを見つけ、ファイルをダウンロード をクリックして、xlsx. 形式のファイルをダウンロードし、照会結果と詳細を確認できます。
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