- 機能紹介
機能の提供状況:この記事で紹介されている一部の機能はベータテスト中です。
実行権限:スーパー管理者または対応する機能の権限を持つ管理者
コンプライアンス機能とは、法人が法令、規制、業界基準、内部ルールなどに従って運営されることを確保するための重要な機能です。この記事では、Lark が提供しているコンプライアンス機能をまとめて紹介しています。
- 説明
Lark は法人のデータを保護するために、複数の機能を提供しています。
- DLP(Data Loss Prevention、データ損失防止):DLP は法人において重要な情報や機密データが外部に漏洩するのを防ぐための機能です。この機能を使用して、DLP ポリシーの適用対象と適用範囲、マッチングルール、トリガー条件と実行する操作を構成することにより、機密情報漏えいのリスクがあるシナリオを特定し、タイムリーに対処することができます。詳しくは、管理者|Lark 自社開発の検出エンジンを使用する(ベータテスト中)または管理者|SkyGuard 検出エンジン統合を設定する(ベータテスト中)を参照してください。
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- 透かし(ウォーターマーク)は、デジタルコンテンツに対して識別情報や著作権情報を埋め込む技術です。主に画像や動画、文書などに使用され、コンテンツの所有権を明示したり、不正使用を防止したりする目的があります。詳しくは、管理者|全体の透かしを設定するまたは管理者|組織構造に基づいて透かしを設定するを参照してください。
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- 秘密度ラベルとは、Lark Docs(ドキュメント、シート、Base、マインドノート、スライドおよびアップロードされたファイルを含む)につけられるラベルで、Docs に含まれている機密情報の保護レベル(公開、機密、極秘など)を表すために使用されます。管理者は、Lark 管理コンソールで社内文書の保護レベルに応じて、秘密度ラベルを作成し、法人内の Docs に適用することで、より万全な法人内部の機密漏えい対策を実現できます。詳しくは、管理者|秘密度ラベルを設定するを参照してください。
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ログ監査
ログ監査機能は、システムやネットワークにおける活動やイベントを記録し、分析するための機能です。この機能は、セキュリティ、コンプライアンス、運用管理の目的で重要な役割を果たします。
- 管理者ログ:Lark 管理コンソールでの管理者による操作履歴を記録したものです。管理コンソールで管理者ログを検索・確認できるほか、それをローカルにエクスポートすることもできます。詳しくは、管理者|管理者ログを使用するを参照してください。
- OpenAPI ログ:Lark は OpenAPI に対応しており、法人は自社で必要な Lark アプリを開発することができます。OpenAPI を介して開発された Lark アプリが OpenAPI を呼び出す際に、OpenAPI ログが生成されますが、管理者は OpenAPI ログを確認することができます。詳しくは、管理者|OpenAPI ログを使用するを参照してください。
- メンバーの行動監査:管理者は、法人メンバーが Lark を使用する際の行動ログを確認できます。行動監査ログには、メンバーの操作時間、場所、操作対象などの情報が記録されています。これにより、メンバーによる不正な操作があるかをモニタリングし、法人の情報セキュリティを確保できます。詳しくは、管理者|メンバーの行動監査機能を使用するを参照してください。
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データコンテナー
eDiscovery(電子的証拠開示)とは、法的な手続きにおいて、電子データを検索・収集・分析するプロセスを指し、企業や法律事務所が訴訟や調査に対応するために重要な機能です。管理者は、eDiscovery 機能を使用してケースを作成し、ケースの監査対象となるサービス範囲とメンバー範囲を設定して、ケース監査人を指定できます。指定されたケース監査人は、ケースの監査対象の範囲内でメンバーに対して調査と証拠収集を行うことができます。
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クロスボーダーの関連組織
Lark では、Lark を使用している法人同士で設定する通常の関連組織に加えて、Lark と Feishu をそれぞれ使用している(国をまたぐ)法人の間で設定する「クロスボーダーの関連組織」を提供しています。クロスボーダーの関連組織を作成・設定後、異なるアプリを使用している法人のメンバーは、相手組織の組織構造情報を表示したり、相手のメンバーとチャット・検索・ビデオ会議・Minutes・カレンダー・タスク・Docs などの機能において共同作業を行なったりできるようになります。
データの所在地とは、データの地理的な保管場所(データセンターが所在する国・地域)のことです。通常の場合、法人のデータは 1 つのデータセンター(日本、米国またはシンガポール)に保存されます。メンバーデータの所在地はデフォルトで法人データの所在地と一致します。
グローバルで事業を展開している法人の場合、MG(Multi-Geo、複数のデータ所在地)サービスを使用して、メンバーデータを世界各地に分散して保存することができます。
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- 関連情報