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管理者|秘密度ラベルを設定する

管理者|秘密度ラベルを設定する

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  1. 機能紹介
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機能の提供状況:この記事で紹介されている一部の機能はベータテスト中です。
実行権限:スーパー管理者または「データ保護」の権限を持つ管理者が実行可能
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秘密度ラベルとは、Lark Docs(ドキュメント、シート、Base、マインドノート、スライドおよびアップロードされたファイルを含む)につけられるラベルで、Docs に含まれている機密情報の保護レベル(公開、機密、極秘など)を表すために使用されます。
管理者は、Lark 管理コンソールで社内文書の保護レベルに応じて、秘密度ラベルを作成し、法人内の Docs に適用することで、より万全な法人内部の機密漏えい対策を実現できます。権限を持つ管理者は、管理コンソールで秘密度ラベル、ラベルポリシー、秘密度を下げる際の承認ルールを作成・管理できるほか、秘密度ラベルかんばんで秘密度ラベルの利用状況と分布状況を把握できます。
  1. 操作手順
秘密度ラベルを作成する
  1. Lark 管理コンソールを開きます。
  1. 左側のナビゲーションより、セキュリティ > データ保護 をクリックします。
  1. データ保護の画面で、秘密度ラベル を選択します。
  1. 秘密度ラベル画面で、上部の 秘密度ラベル タブに切り替えてから、画面右上の + ラベルを作成 をクリックします。
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  • :作成を始める前に、秘密度ラベル タブ画面の右上にある 秘密度ラベルの言語 をクリックして、ラベルのデフォルト言語、そして多言語対応を有効にするかを設定することを推奨します。
  1. 次の 4 ステップで秘密度ラベルを作成します。
  1. 作成方法を選択します。既存のテンプレートを選択するか、または手動で設定します。テンプレートの設定の詳細 をクリックして、テンプレートの詳細設定を確認できます。設定後、次へ をクリックします。
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  1. ラベルの名前と説明を入力して、次へ をクリックします。多言語対応を有効にしている場合、日本語、英語、中国語の名前と説明を設定することもできます。
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  1. Docs の保護設定を選択してプレビューします。Docs の保護設定を有効にする にチェックを入れると、ラベルが付けられた Docs に対して制限する権限(Docs の外部ユーザーへの共有、共同編集者を表示・追加・削除できるユーザー、リンクの共有ルール、コメントできるユーザー、内容をコピーできるユーザー、コピーの作成、印刷、ダウンロードできるユーザー(Word、PDF、画像など)を設定できます。
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    ノート:「共同編集者以外による検索の可否」の設定はベータテスト中です。
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  • Docs の保護設定を有効にする にチェックを入れると、次へ をクリックする前に、少なくとも 1 つの権限設定を行う必要があります。
  • Docs の外部ユーザーへの共有 禁止(関連組織への共有は許可) を選択したい場合は、まず セキュリティ > メンバー権限 > Docs 設定 にて、外部共有の設定 外部への共有を禁止 に設定し、関連組織への共有は許可 にチェックを入れます。また、関連組織の詳細 をクリックして、さらに Docs を共有できる組織を指定できます。
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  1. プレビュー をクリックして、各ステップの設定内容を確認します。変更が必要な場合は、前へ か、設定済みのステップをクリックします。変更がなければ、完了 をクリックします。
  1. ポップアップ画面で、ラベルポリシーを作成 をクリックすると、「ラベルポリシーを作成」画面に移動します。ラベルをすぐに有効化したくない場合、あとで をクリックします。
秘密度ラベルを管理する
  1. Lark 管理コンソールを開きます。
  1. 左側のナビゲーションより、セキュリティ > データ保護 をクリックします。
  1. データ保護の画面で、秘密度ラベル を選択します。
  1. 秘密度ラベル画面で、上部の 秘密度ラベル タブに切り替えます。ここで、管理者は、秘密度ラベルを編集・削除したり、ラベルの秘密度を変更したりできます。
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  • 秘密度ラベルを編集する:特定のラベルの右側にある 編集 をクリックして、ラベルの編集画面を開き、各ステップの設定を変更します(ラベルの名称は編集できません)。
  • 秘密度ラベルを削除する:特定のラベルの右側にある … アイコン > 削除 をクリックして、管理者の本人確認を行います。ラベルを削除すると、過去にそのラベルを適用したドキュメントからラベルが削除されて、権限の制御も解除されます。また、ラベルを適用していたドキュメントのラベルが空になります。ラベルを削除するのはリスクが高い操作であるため、注意して操作してください。
  • :削除したい秘密度ラベルに関連するポリシーがある場合は、ラベルポリシー タブにてそのポリシーを変更または削除してから、ラベルを削除します。
  • ラベルの秘密度を変更する:特定のラベルの右側にある … アイコン > 1 つ上のレベルに移動/1 つ下のレベルに移動 をクリックするか、ラベルをドラッグして秘密度を変更できます。
使い方ガイドを設定する
  1. Lark 管理コンソールを開きます。
  1. 左側のナビゲーションより、セキュリティ > データ保護 をクリックします。
  1. データ保護の画面で、秘密度ラベル を選択します。
  1. 秘密度ラベル画面で、上部の 秘密度ラベル タブに切り替えてから、使い方ガイドを設定 をクリックします。
  1. 使い方ガイドとして、Lark Docs ドキュメントのリンクのみを貼り付けできます。また、管理者は法人メンバーにドキュメントの閲覧権限を付与する必要があります。プレビュー をクリックして、使い方ガイドがメンバーに表示されるイメージをプレビューできます。
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ラベルポリシーを作成する
ラベルを作成が完了後、ラベルに対してラベルポリシーを設定する必要があります。
  1. Lark 管理コンソールを開きます。
  1. 左側のナビゲーションより、セキュリティ > データ保護 をクリックします。
  1. データ保護の画面で、秘密度ラベル を選択します。
  1. 秘密度ラベル画面で、上部の ラベルポリシー タブに切り替えてから、 ラベルポリシーを作成 をクリックします。
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  1. ラベルポリシーを作成します。
  1. ポリシーの名前、説明と適用範囲を設定します。
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  1. ポリシールールを設定します。メンバーに表示するラベル、デフォルトのラベルを設定するかどうか、およびメンバーにラベルの設定を要求するかどうかを設定できます。
  • メンバーにラベルの設定を要求:管理者が はい を選択すると、Docs の管理権限を持つ共同編集者がラベルのない Docs にラベルを適用しない限り、その Docs を編集できません。
  • ドキュメントのデフォルトのラベルを選択:デフォルトのラベルを新規ドキュメントにのみ適用 を選択する場合、適用範囲内メンバーが所有者である新規作成される Docs にはそのラベルが自動的に適用されます。デフォルトラベルを新規 Docs と既存の Docs に適用する を選択する場合、適用範囲内メンバーが所有者である新規作成される Docs、ラベルがつけられていない既存の Docs、およびデフォルトのラベルがつけられていたがラベルがメンバーによって変更されたことがない Docs には新しく設定されるデフォルトラベルが適用されます。このオプションは注意して選択してください。
  • ドキュメントのデフォルトのラベルを選択:管理者が はい を選択すると、メンバーデフォルトのラベルが適用された Docs のラベルを確認したり、ラベルを変更したりしない限り、Docs を編集できません。
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  1. プレビュー をクリックして、各ステップの設定内容をプレビューで確認します。変更が必要な場合は、前へ か、設定済みのステップをクリックします。変更がなければ、完了 をクリックします。
  1. 有効化 をクリックすると、新規作成されたラベルポリシーがただちに適用されます。
ラベルポリシーを管理する
  1. Lark 管理コンソールを開きます。
  1. 左側のナビゲーションより、セキュリティ > データ保護 をクリックします。
  1. データ保護の画面で、秘密度ラベル を選択します。
  1. 秘密度ラベル画面で、上部の ラベルポリシー タブに切り替えます。ここでは、ラベルポリシーの編集・削除・有効/無効の切り替えをしたり、ラベルポリシーのレベルを変更したりできます。
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  • ラベルポリシーを編集する:特定のラベルポリシーの右側にある 編集 をクリックして、ラベルポリシーの編集画面を開き、各ステップの設定を変更します。
  • ラベルポリシーを削除する:特定のラベルポリシーの右側にある … アイコン > 削除 より、ラベルポリシーを削除すると、そのポリシーで定義された適用範囲やデフォルトラベルなどのルールは無効になりますが、そのポリシーで適用されたラベルはドキュメントから削除されず、ラベルによる権限の制限も引き続き行われます。ラベルポリシーの削除は元に戻すことができないため、慎重に操作してください。
  • ラベルポリシーのレベルを変更する:特定のラベルポリシーの右側にある … アイコン > 1 つ上のレベルに移動/1 つ下のレベルに移動 をクリックするか、ラベルポリシーをドラッグすることで、レベルを調整できます。
  • :ポリシーのレベルは、ポリシー適用の優先度と同じ意味を持っていて、ポリシー同士の間で競合が発生した場合に、レベルの高いポリシーが優先的に適用されます。
  • ラベルポリシーを無効にする:特定のラベルポリシーの右側にある … アイコン > 無効化 よりラベルポリシーを無効にすると、そのポリシーで定義された適用範囲やデフォルトラベルなどのルールは無効になりますが、そのポリシーで適用されたラベルはドキュメントから削除されず、ラベルによる権限の制限も引き続き行われます。無効にした後も、再度ポリシーを有効にすることで、ラベルポリシーを実行することができます。
  • ラベルポリシーを有効にする:特定のラベルポリシーの右側にある … アイコン > 有効化 よりラベルポリシーを有効にすると、そのポリシーで定義された適用範囲に所定の秘密度ラベルがつけられます。デフォルトラベルなどの機能も同様に適用されます。
秘密度を下げる際の承認ルールを設定する
  1. Lark 管理コンソールを開きます。
  1. 左側のナビゲーションより、セキュリティ > データ保護 をクリックします。
  1. データ保護の画面で、秘密度ラベル を選択します。
  1. 秘密度ラベル画面で、上部の 秘密度ラベル タブに切り替えてから、秘密度を下げる際の承認ルールを設定設定 をクリックします。
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  1. 承認ルールを作成 をクリックして、承認ルールの作成画面に進みます。
  1. 承認ルールの作成画面にて、ルールの名前、適用対象のメンバー範囲を選択します。
  1. メンバーがすべての操作を行う際に承認が必要であるか、指定された操作を行う際にのみ承認が必要であるかを選択します。
  • 指定された操作 を選択する場合、メンバーがドキュメントの秘密度を指定した秘密度に下げる時、もしくはメンバーが指定した秘密度のドキュメントの秘密度を下げる時に承認が必要です。例えば、管理者はメンバーが秘密度が L4 であるドキュメントの秘密度を下げる時、およびドキュメントの秘密度を L1 に下げる時にのみ承認が必要になるように設定できます。
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  1. 承認者と CC 通知先を設定して、保存 をクリックします。
  1. 完了 をクリックして、承認ルールを保存します。
  1. 表示されるポップアップ画面にてルールの作成を確認します。作成されるルールは指定した対象メンバーに適用され、デフォルトで最も高い優先度になります。
秘密度を下げる際の承認ルールを管理する
  1. Lark 管理コンソールを開きます。
  1. 左側のナビゲーションより、セキュリティ > データ保護 をクリックします。
  1. データ保護の画面で、秘密度ラベル を選択します。
  1. 秘密度ラベル画面で、上部の 秘密度ラベル タブに切り替えてから、秘密度を下げる際の承認ルールを設定設定 をクリックします。ここで、管理者は承認ルールの編集・削除したり、承認ルールのレベルを変更したりできます。
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  • 秘密度を下げる際の承認ルールを編集する:特定のルールの右側にある 編集 をクリックして、対応する秘密度を下げる際の承認ルールの編集画面に進みます。
  • 秘密度を下げる際の承認ルールを削除する:特定のルールの右側にある … アイコン > 削除 をクリックして、再度確認した後、ルールを削除します。削除後、メンバーが秘密度を下げる際に承認が不要になる可能性があるため、注意して操作してください。
  • 秘密度を下げる際の承認ルールのレベルを変更する:ルールをドラッグ&ドロップするか、特定のルールの右側にある … アイコン > 1 レベル上に移動/1 レベル下に移動 をクリックして、承認ルールのレベルを変更できます。変更後、一部メンバーに適用されるルールが変更する可能性があるため、注意して操作してください。
  • :承認ルールのレベルはルールの優先度を意味します。レベルが高いほど、ルールの優先度が高くなります。メンバーが複数のルールにヒットし場合、優先度が最も高い承認ルールのみが適用します。
秘密度ラベルのかんばんを確認する
  1. Lark 管理コンソールを開きます。
  1. 左側のナビゲーションより、セキュリティ > データ保護 をクリックします。
  1. データ保護画面の 秘密度ラベル の下部にて、Docs ラベル付けの概要 を確認できます。
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  • 公開されたラベルの割合:ラベルポリシーで公開したラベル数/合計ラベル数
  • ラベル付きの Docs の比率:ラベル付きの Docs 数/合計 Docs 数
  1. 秘密度ラベル をクリックして、ラベル概覧 タブにて、さらに詳細データを確認できます。データは Excel または csv ファイルにエクスポートできます。
  • ラベル付きの Docs の比率の推移:確認したい部署を選択します(最大 3 つの部署を同時に選択できる)。時間範囲を選択します(例えば、過去 30 日間)。下のグラフには、選択した部署のタグ付き Docs の数/合計 Docs の数が表示されます。
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  • 部署別のラベル分布:確認したい部署を選択します。下のグラフには、選択した部署全体のラベル付け率(部署内のラベルが付き Docs 数/部署内の合計 Docs 数)および各ラベルの割合(部署内でそのラベルを適用した Docs 数/部署内のラベル付き Docs 数)が表示されます。
  1. よくある質問
Q:秘密度ラベルはどんなドキュメントに適用できますか?
A:ドキュメント、シート、Base(デスクトップ版 Lark でのみ適用可能)、マインドノート、スライドおよび Lark Docs にアップロードされたファイルに適用できます。
Q:デフォルトのラベルを過去のドキュメントに適用する方法を教えてください。
A:秘密度ラベルの設定画面にて、デフォルトラベルを新規 Docs と既存の Docs に適用する を選択します。ラベル適用タスクの実行には時間が必要で、実行中に新しいタスクを編集することはできません。つまり、1 つの法人アカウントで、デフォルトのラベルを過去のドキュメントに適用するタスクを同時に 1 つのみ実行できます。
Q:ドキュメント内で秘密度を設定する方法を教えてください。
A:以下の手順に従って操作を行います。
  1. ドキュメントのタイトル下部にある 秘密度を設定 をクリックするか、右上にあるメニューをクリックして、秘密度を設定 を選択します。
  1. 表示されるポップアップ画面にて、秘密度を選択して、適用 をクリックします。
  1. 設定した秘密度ラベルがドキュメントのタイトル下部に表示されます。
Q:ドキュメント内で秘密度を変更する方法を教えてください。
A:秘密度はドキュメント一覧に表示されています。秘密度を変更したいドキュメントを開き、秘密度ラベル をクリックするか、右上のメニューをクリックして、秘密度を設定 を選択します。ドキュメントの秘密度を下げる場合、その理由を入力する必要があります。
Q:1 つの法人アカウントにつき、作成できる秘密度ラベルとラベルポリシーの上限を教えてください。
A:1 つの法人アカウントにつき、秘密度ラベルとラベルポリシーはそれぞれ最大 100 個まで作成できます。
Q:ラベルを無効にする・ラベルを削除する操作の目的と結果は何ですか?
A:ラベルを削除すると、過去にそのラベルを適用したドキュメントからラベルが削除され、ドキュメントのラベルが空になります。この操作は元に戻すことができず、制限も解除されます。
Q:秘密度ラベルを適用できるメンバーの範囲とドキュメントの関係は何ですか?
A:メンバーは自身が 所有者 であるドキュメントに対し、自身が範囲に含まれている秘密度ラベルを適用できます。所有者がボットであるドキュメントには、秘密度ラベルを適用できません。
Q:メンバーがドキュメントの秘密度ラベルを変更することは可能ですか?
A:はい、可能です。ドキュメントの所有者か、ドキュメントの管理権限を持つメンバーであれば、秘密度ラベルを変更できます。
Q:秘密度ラベルを変更せずにドキュメントの権限を変更できますか?
A:はい。メンバーは、ドキュメントの秘密度を変更しないまま、一部の権限をより厳しい設定に変更できます。ただし、権限設定を緩和する設定は行えず、マウスをその設定の上に置くと「法人の秘密度設定により、オプションを選択できません」との通知が表示されます。
Q:ドキュメントのコピーを作成するか、またはカスタムテンプレートからドキュメントを作成するとき、秘密度ラベルは引き継がれますか?
A:はい。メンバーが上記の操作を行うと、もとのドキュメントの秘密度と権限の設定が引き継がれ、必要に応じてあとで変更できます。
Q:法人の内部ドキュメントに適用した秘密度ラベルは、法人外部のユーザーにも表示されますか?
A:いいえ、表示されません。
Q:デフォルトの秘密度ラベルを取り消すとどうなりますか?
A:
  • そのラベルが適用されているドキュメントには変化がありません。
  • 新規作成するドキュメントに、そのラベルがデフォルトで適用されなくなります。
  • デフォルトのラベルがない場合、デフォルトのラベルを過去のドキュメントに適用する操作を行えません。
Q:秘密度ラベルをまとめて有効にする必要がある原因を教えてください。
A:管理者が、管理コンソールにて秘密度ラベルの体系を構築してから、まとめて有効にすることをおすすめします。このようにすると、メンバーがドキュメントに秘密度ラベルを付けるとき、秘密度ラベルの体系を把握できず、センシティブなデータが適切に保護されない事態を避けることができます。
Q:ラベルポリシーレベルとは何ですか?
A:ポリシーのレベルは、ポリシー適用の優先度と同じ意味を持っていて、ポリシー同士の間で競合が発生した場合に、レベルの高いポリシーが優先的に適用されます。
  • ケース 1:ポリシー 1 ではラベル L1、L2 を部署 A 向けにリリース。一方でポリシー 2 ではラベル L2、L3 を部署 A 向けにリリース。
  • 実際の効果:部署 A が使用できるラベルは L1、L2、L3。
  • ケース 2:ポリシー 1 ではラベル L1、L2 を部署 A 向けにリリースし、L1 をデフォルトラベルとして設定。一方でポリシー 2 ではラベル L2、L3 を部署 A 向けにリリースし、L2 をデフォルトラベルとして設定。ポリシー 2 はポリシー 1 よりレベルが高い。
  • 実際の効果:部署 A が使用できるラベルは L1、L2、L3 で、デフォルトラベルは L2。
Q:ドキュメントの所有権が譲渡された場合、秘密度ラベルの編集はどうなりますか?
A:秘密度ラベルをつけた後にドキュメントの所有権が譲渡された場合、譲渡されるメンバーに応じて状況が異なります。所有権を譲渡された新しい所有者が既存のラベルのリリース範囲に含まれていない場合、ドキュメントについていたラベルと制限は引き続き有効となります。既存のラベルの閲覧だけが可能な場合、当該メンバーにリリースされているラベルの範囲内でのみ、ラベルの変更が可能となります。
Q:秘密度の引き下げを申請できるのは誰ですか?
A:秘密度の引き下げを申請できるのは、ドキュメントの所有者か、ドキュメントの管理権限を持つメンバーのみです。
Q:ラベルポリシーの編集で生じうる特殊なケースは、どう取り扱われますか?
A:
  • ケース 1:秘密度引き下げに申請が必要としていたポリシー 1 を、申請不要へと編集した。
  • 影響を受ける範囲:承認審査中の引き下げ申請の一部
  • 取り扱い:すでに提出された申請については、これまでどおりのロジックで審査・承認が行われる
  • ケース 2:秘密度引き下げに申請不要としていたポリシー 1 を、申請が必要へと編集した。
  • 影響を受ける範囲:まだ完了していない引き下げ操作
  • 取り扱い:まだ完了していない引き下げ操作について、新しいロジックで審査・承認が行われる
  • ケース 3:ラベル L1、L2 を部署 3 向けにリリースしていたポリシー 3 について、ラベル L2 を削除した。
  • 影響を受ける範囲:部署 3 内部でラベル L2 を適用していたドキュメント
  • 取り扱い:ラベル L2 を適用していたドキュメントの秘密度は変更されないが、所有者からは L2 が閲覧のみ可能な状態になる。所有者向けにリリースされているラベルの範囲内でのみ変更も可能。
  • ケース 4:部署 3 のデフォルトラベルに L1 (進行中のタスクなし)を指定したポリシー 4について、デフォルトラベルをなしにした。
  • 影響を受ける範囲:部署 3 内部のドキュメントで、デフォルトラベルとして L1 を適用されたもの
  • 取り扱い:すでにラベル L1 が適用されているドキュメントについては、秘密度ラベルは変更されない。今後、新規作成されるドキュメントにラベル L1 が自動的に適用されなくなる。
  • ケース 5:部署 3 のデフォルトラベルに L1 (既存のドキュメントに対し、デフォルトラベルを適用するタスクが実行中)を指定したポリシー 5 について、デフォルトラベルをなしにした。
  • 影響を受ける範囲:部署 3 内部で実行中のデフォルトラベル適用タスク
  • 取り扱い:既存ドキュメントに対するタスクは、元のロジックにしたがい実行される。今後、新規作成されるドキュメントにラベル L1 が自動的に適用されなくなる。既存ドキュメントに対するタスクの完了/失敗については、管理者に通知が送信される。
Q:管理者が禁止(関連組織への共有は許可)の秘密度ラベルを設定した後、メンバーが関連組織に Docs を共有する際、どのような設定を行えますか?
A:メンバーは、Docs に対する関連組織への共有にて、以下の設定ができます。
  • 関連組織に Docs を共有する:ドキュメントの右上にある 共有 > 権限設定 をクリックします。外部共有設定 で、ドキュメントの外部への共有許可 または「管理権限」のみコンテンツを外部に共有できる を選択します。
  • 共同編集者を招待する:ドキュメントの右上にある 共有 をクリックし、共同編集者を招待 のポップアップ画面で、関連組織または関連組織のメンバーを検索し、共同編集者として招待します。
  • 関連組織のルールを含む秘密度ラベルを設定する:Docs の管理権限を持つメンバーは、Docs に秘密度ラベルを設定して、関連組織と共有できます。
Q:管理者が Docs に禁止(関連組織への共有は許可)の秘密度ラベルを設定した後、その Docs を共有できる相手を教えてください。
A:法人メンバーと関連組織メンバー(且つメンバーに対し、共有相手の関連組織メンバーが表示する)に共有できます。外部ユーザーやグループには共有できません。
Q:管理者が禁止(関連組織への共有は許可)の秘密度ラベルを設定した後、Docs の共同編集者を招待する際に関連組織メンバーを検索できません。
A:管理者は、法人メンバーに対し、関連組織メンバーを表示するように設定する必要があります。関連組織メンバーを表示する方法については、管理者|関連組織を設定するを参照してください。
Q:法人メンバーは Docs の秘密度ラベルを一括設定する方法を教えてください。
A:Docs ホームページにアクセスし、Docs リストで秘密度ラベルを一括設定する必要な Docs を選択し、秘密度を設定 をクリックし、プルダウンリストから設定または変更する秘密度ラベルを選択します。
作成者: Lark ヘルプセンター
最終更新:2024-12-05
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