LarkとSAPのAPI連携:データとチーム連携をより効果的に

LarkとSAPのAPI連携:データとチーム連携をより効果的に

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Portrait of Jason Fujimoto Lark's Author

藤本 ジェイソン

2023年7月18日火曜日

2023/07/18

2023/07/18

6 min read

SAPといえば、さまざまな部門や機能(財務、人事、生産、購買など)の業務プロセスを統合したERPソリューションで、大きなシェアを持っています。このSAPとLarkを連携させることで、さまざまなベネフィットがあることをご存知でしょうか?今回はSAPとLarkを連携するメリットをお伝えします。いますぐLarkを使って、仕事を効率化しましょう

SAPとは何か?

SAPとは何か?

SAPとは何か?

SAPとは、ドイツの企業であるSAP SE(エスエーピー)によって開発された統合型の企業向けソフトウェア製品です。SAPの名前は、ドイツ語で "Systeme, Anwendungen und Produkte in der Datenverarbeitung"(データ処理におけるシステム、アプリケーション、製品)を意味します。SAPは、企業のさまざまな部門や機能(財務、人事、生産、購買、販売など)の業務プロセスを統合し、効率化するためのソフトウェアを提供しています。

まえおき「ERPとは」

SAPを理解するには、「ERP」という考え方を理解する必要があります。これはERP (Enterprise Resource Planning) =全部門共通システムという考え方です。これは企業内の全てのデータを一元的に管理するシステムのことです。多くの会社では、経理システム、調達管理システム、人事システムなど部門ごとにさまざまなツールを導入していました。企業内のすべての業務を一つのシステムで管理しようと開発されたのがERPです。例えばマーケティングや戦略部門が営業の顧客管理データを見て、何が売れているのかを把握したり、経理部門が製造部門の在庫管理を直接見て、そこから発注や在庫に関するコストを試算したりすることができます。システム同士を一本化することでビジネス全体の見える化を行い、意思決定や業務を効率化することを目指したのがERPです。その中でもSAPは、世界シェアトップのERPを展開している会社になります。

ERPシステムの弱み

企業データの一元化システムというと、完璧なものに感じるかもしれませんが、あらゆることができる複雑なシステムだけに、弱みもあります。

システム: システムの操作と設定は非常に複雑で、簡単なものではありません

コスト:学習コストとライセンス料が高額で、かなりの投資になります。

BI(ビジネスインテテリジェンス):BIの意思決定をERPに組み込んでいくのは容易ではありません

承認: ERPシステムに承認機能を持ち込むのは非常に難しく、ユーザーエクスペリエンスはいいとは決して言えません。

コラボレーション:部署間での共有はとても難しく、コラボレーションするのはとても大変です。

SAPとLark

SAPとLarkはどちらも企業向けのソフトウェア商品ですが、目的や特徴には違いがあります。Larkは元々社内コミュニケーション、プロジェクト管理、ドキュメント共有、Wikiなどさまざまな業務改善ツールが一つになったDXツールです。SAPは、複雑な業務プロセスを統合・管理するために開発されており、CRMなど多様な業務プロセスをカバーしたソリューションです。どちらにも強みがありますが、この二つのツールを掛け合わせることで、さらなる利便性を実現することができます。ここからLarkとSAPを組み合わせると、どのような利点があるのか見ていきましょう。

連携メリット1:データの見える化

企業のデータは大切な資産であり、経営や意思決定に欠かせません。これまでは、企業はERPなどのデータ管理ソフトを使ってデータの収集と処理を行ってきましたが、多くのツールは複雑でメンテナンスも手間がかかり、データを直感的に理解するのは困難です。そこで、LarkとAPI連携を行いデータを同期すれば、ダッシュボードと自動化機能を組み合わせ、データを直感的に見ることができることができます。そうすることで管理者は明確なデータの洞察をすることができます。そして、従業員にデータやトレンドをタイムリーに伝えることもできます。Larkであれば、わかりやすいダッシュボードで、データドリブンな組織を作っていくことができます。そこで課題やトレンドを従業員それぞれが見つけていくことで、データという大切な要素をもっと活用することができるでしょう。

連携メリット2: スマホで現場とチームのデータを繋ぐ

活用できるのはERPのソースデータだけではありません。必要なデータをLarkからERPのソースコードに加えることもできます。現場の従業員はERPの複雑なインターフェイスに慣れないというケースも多く、Larkだと入力が格段に容易になります。Larkはスマホに最適化しており、パソコンを開かない人でもとても簡単に使いこなせるツールです。データが集まらない、集めたくても忘れてしまう。という場合でも、Larkならスマホに適したフォームから空欄を埋めていくだけで簡単に完了します。スマホ入力に簡単なツールだから、現場にいる従業員も入力が簡単。フォームでデータ入力の習慣をつけていくと、データを集積することができ、さらにそれを見える化することで、データ活用をすることができます。もちろんERPのソースコードにデータを追加することも、Larkのデータダッシュボードに直接データを追加することも、どちらも可能です。組織にあった方法で、現場のデータを集めて見える化し、業務効率化を図ることができます。

活用できるのはERPのソースデータだけではありません。必要なデータをLarkからERPのソースコードに加えることもできます。現場の従業員はERPの複雑なインターフェイスに慣れないというケースも多く、Larkだと入力が格段に容易になります。Larkはスマホに最適化しており、パソコンを開かない人でもとても簡単に使いこなせるツールです。データが集まらない、集めたくても忘れてしまう。という場合でも、Larkならスマホに適したフォームから空欄を埋めていくだけで簡単に完了します。スマホ入力に簡単なツールだから、現場にいる従業員も入力が簡単。フォームでデータ入力の習慣をつけていくと、データを集積することができ、さらにそれを見える化することで、データ活用をすることができます。もちろんERPのソースコードにデータを追加することも、Larkのデータダッシュボードに直接データを追加することも、どちらも可能です。組織にあった方法で、現場のデータを集めて見える化し、業務効率化を図ることができます。

連携メリット3:SSOでもっと簡単にログイン

ERPは複数のシステムが存在するため、ログイン方法が統一されていません。ERPアプリケーションと認証管理をLarkからもっと簡単に行うことができます。Larkなら、ERPに搭載されているさまざまなログインが、わずか数回のクリックで完了します。

連携メリット4:メッセージとの連携で、現状の見える化

例えば在庫が到着したり、在庫が底をつきそうになったり。もし在庫管理であれば、そういった情報をERPまで見に行って、モニターし続けなくてはなりません。Larkならメッセージと連携することで、ERPまで行かなくても重要なアラートを受け取ることができます。「この在庫が底をつきそうなので、補充してください」「新しい在庫が到着しました」など、自動通知で受け取ることでもっと簡単に現状の把握ができます。

連携メリット5:承認を一つに

CRMも、旅費の申請も、新しいベンダーの申請も、全てのシステムの承認をLarkから一つで行うことができます。

まとめ

今お使いのERPシステムとLarkを連携することで、もっと便利にすることができます。今回ご紹介した便利な使い方はほんの一部で、あなたのERPシステムの使い方によってLarkもフレキシブルに調整することが可能です。SAPとLarkの連携の仕方や、使い方、課題解決は、お客様によって異なります。Larkにお問い合わせして、使い方をぜひ相談してみてくださいね。

すべてのビジネスは、 Lark でつながる

必要なのは、インターネットと Lark だけ。

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© 2024 Lark Technologies Pte. Ltd. シンガポールに本社を置き、 世界中にオフィスを構えています。

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