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A'alda(アルダ): Larkで店舗運営効率上げ:毎月60時間削減
ドッグランパークやペットホテル、Larkの活用でペットのチェックインに利用し、毎月60時間以上の業務時間を削減。
ジャン・レイ様
CSO
アルダは、弊社のパーパスに共感する動物病院と共に、SaaS事業の拡大によるDX化の促進によって、ペット業界の変革を目指しています。会社のミッションに沿って、全社員が主体性を持って参加できるような企業プラットフォームをLarkで引き続き構築していくことを目指しています。
会社紹介
A’alda(以下:アルダ)は、「Pet to Partner ~人とペットが幸せに暮らせる社会をつくる」をパーパスに、「世界で最も影響力のあるAnimal Health Tech Companyになる」をVisionに掲げ、ペットの医療業界を基点にテクノロジーを活用して、顧客体験の再定義、非連続的な成長を実現するAnimal Health Tech Companyです。アジア各国にて動物病院事業をはじめとして、各種ペット事業を展開しています。
目的
企業文化の浸透や業務プロセスの統一による効率向上
導入前の状況をお聞かせください
動物病院の獣医やスタッフが、忙しい現場で日々、ペットの診察・治療に没頭し、事務作業に時間を割く余裕がほとんどありませんでした。主に電話やメールを通じてコミュニケーションが行われていましたが、頻度少ないコミュニケーションだと情報共有の不十分を感じました。飼い主の皆様により良いサービスを提供し、DCCとの動物医療ブランドを構築するという観点から見ても、統一された企業文化の促進が急務でした。特に、当社は、パーパスである"Pet to Partner"に共感する動物病院を多数統合しており、企業文化の浸透や業務プロセスの統一による効率向上が極めて重要です。最終的には、日本のペット業界に革新をもたらすことを目指しています。そこで、Larkの導入は、当社の重要な戦略的取り組みの一つとなりました。
サービスの選定について重視されていた点をお聞かせください
Lark導入の決め手は何だったのでしょうか?様々なツールを検討した結果、システムの断絶問題を解決し、情報管理やITセキュリティの問題を克服する必要がありました。また、新しい従業員の教育コストも重要な検討事項でした。これらの要因を踏まえ、会社全体にとって最適なソリューションとして、Larkを選定しました。Larkは、性能と価格のバランスが優れている点が決め手でした。初期段階では、少人数で本部の一部スタッフと3つの施設で試験的に導入し、特に店舗側での社内コミュニケーションの改善と業務効率化が実現しました。その結果、全社的な導入に至りました。
御社ではLarkをどのように使っていますか?
ドッグランパークやペットホテル、Larkの活用でペットのチェックインに利用し、毎月60時間以上の業務時間を削減
2023年5月、大阪に大型室内ドッグラン・ドッグスポーツ施設を新規開設し、その運営の効率化に貢献しました。2023年の夏は猛暑日が続き、ワンちゃんにとってつらい夏でした。室内で思い切って走れるドッグランですので、夏場には多くのお客様にお越しいただきました。週末ともなると一日約200匹のワンちゃんにご来店いただく日もありました。
ご来店のお客様が多い時は、なるべくお待たせする時間を短縮するため、スタッフはまず、情報(メモ)を紙で残すことが多く、閉店後に自社システムにその情報を入力、および照合していたことで、残業が発生する日も多くありました。
そこで、QRコードを導入しました。お客様にはQRコードを読み取っていただき、自らからフォームを入力いただくことで、スタッフ側の入力の手間を削減。当然、そこに記入された情報は自社システムへ自動的にインポートされることもあり、マニュアル作業を避けることができました。
さらに、総客数や売上額などの情報統計もLarkで完結できるようになりました。以前は閉店前に売上データを照合する際、問題の発生源を判別するまでにかなり時間をかけましたが、今ではシステムにより全てが記録されているため、Larkと支払いシステム、そしてバックエンドの自社システムの三者間でのデータ照合により、誤りが起こりにくくなりました。
同様に、当施設のペットホテルではLarkを用いた予約システムを導入し、顧客はQRコードをスキャンしてホテルを予約できるようになり、部屋の空き状況などがリアルタイムに提示されるようになりました。 デジタルの力で店舗スタッフの裏側の仕事が大きく簡素化でき、平均一日1~2時間以上作業時間が節約できたと実感しました。
会社の経営分析と店舗の現場知見の橋渡し役として、Larkが機能
以前、本部では自社のデータベースからデータをエクセルにインポートし経営分析を行っていましたが、店舗との情報共有ルートが少ないと感じていました。
Lark導入後は、ダッシュボードを使って店舗KPIや顧客分析をリアルタイムで店舗スタッフ含め各メンバーに共有することが可能になりましたね。現場に最も近い店舗スタッフが数値変動の理由や原因を分析できるようになり、これにより経営向上を目指す議論が進むようになりました。
また、Larkの導入によりペーパーレス化が進み、データの追跡や共有が容易になりました。このようにして、フロントから管理層に至るまで、一貫したコミュニケーションが行われるようになり、より一体感のある企業文化の構築へと進んでいます。
*イメージ画像です
最後に御社の今後の展望をお聞かせください。
日本では動物病院の継承問題やDX化が大きな課題となっています。70%の病院が未だに紙ベースでカルテを管理しており、カルテのDX化は、ペット医療が大きく進化することに繋がると信じてます。
アルダは、弊社のパーパスに共感する動物病院と共に、SaaS事業の拡大によるDX化の促進によって、ペット業界の変革を目指しています。会社のミッションに沿って、全社員が主体性を持って参加できるような企業プラットフォームをLarkで引き続き構築していくことを目指しています。