Base で他の Base ファイルからデータを同期する

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  1. 機能紹介
Base で他の Base ファイルからデータを同期できます。同期テーブル内のデータは編集できませんが、テーブル内でフィールドをさらに追加できます。また、同期の設定を削除して通常のテーブルに変換できます。
使用例:
  • 複数の部署がそれぞれ独自の Base でプロジェクト進捗を管理している場合、それらを1つの統合 Base に同期し、全体の進捗状況を可視化します。
  • 各地域が個別に管理している販売データを、中央管理用の Base ファイルに同期します。各地域の成果を一元的に比較・分析し、経営層が迅速に意思決定できる環境を構築できます。
  • 製品ごとの進行状況やリソース配分が個別の Base ファイルで管理されている場合、これらを同期して製品開発全体の進行を見える化にします。開発優先度やリソースの最適化に役立ちます。
  1. 操作手順
同期を設定する
Base ファイルで他の Base ファイルからデータを同期する流れは以下です。
  1. Base ファイルを開きます。
  1. 画面左下の 他のデータソースから同期 をクリックして、表示される画面で Base を選択します。
  • :現在の Base ファイルに対する管理権限を持つ必要があります。
  • 250px|700px|reset
  1. (オプション)設定を開始 をクリックします。
  • 250px|700px|reset
  1. データソースとなる Base ファイル、テーブル、ビューを順次選択して、次へ をクリックします。
  • 250px|700px|reset
  • データソースのビューの一部のデータのみを同期したい場合、データソースのビューにフィルタ条件を追加・保存してから同期してください。
  • データソースとなる Base ファイルを選択するには、下記いずれかの条件を満たす必要があります。
  • Base ファイルの高度な権限がオフの場合:当該 Base ファイルに対するコピー権限を持っています。
  • Base ファイルの高度な権限がオンの場合:当該 Base ファイルに対する管理権限を持っています。
  • ビューを選択する際、個人ビューは選択できません。
  1. 同期するフィールドを選択します。
  • すべてのフィールド(今後追加されるフィールドを含む):選択後、データソース内のすべてのフィールドと今後追加されるフィールドのデータは自動的に現在の Base ファイルに同期されます。
  • 指定のフィールド:選択したフィールドのデータのみを同期します。今後追加されるフィールドのデータは現在の Base ファイルに同期されません。
  1. 自動同期(1 時間ごと) をオンにするかどうかを選択します。オンにする場合、データソース内のデータは 1 時間ごとに現在の Base ファイルに自動的に同期されます。
  1. 保存して同期 をクリックします。これで、Base ファイルに同期テーブルが作成されます(テーブル名の左側に雷マークが付いています)。
  • 250px|700px|reset
同期を管理する
Base ファイルで他の Base ファイルからデータ同期を設定後、同期テーブルのテーブル名の右側にある アイコンから、以下の操作を行えます。
250px|700px|reset
  • 同期テーブルの名称を変更、テーブルをコピー(テーブルのコピーを作成)、削除が可能です。
  • :同期テーブルをコピーしても、作成された新しいテーブルは通常のテーブルとなり、データソースとの同期は行われません。
  • 同期テーブルに新しいフィールドを追加します。ただし、追加されたフィールド以外のフィールド(雷マーク付き)は編集・削除・タイプ変更ができません。
  • データを同期(手動で同期)します。
  • :現在の Base ファイルで高度な権限がオフの場合、それに対して編集権限を持つユーザーがデータを同期できます。現在の Base ファイルで高度な権限がオンの場合、それに対して管理権限を持つユーザーのみがデータを同期できます。
  • 同期設定を実行します。同期するフィールドの調整や、自動同期(1 時間ごと) のオン/オフを設定できます。設定変更後は 保存して同期 をクリックしてください。
  • :現在の Base ファイルに対して管理権限を持つ必要があります。ここでデータソース(Base ファイル、テーブル、ビュー)の変更はできません。そのため、データソースを変更するには、新しい同期関係を作成してください(本記事の「同期を設定する」を参照)。
  • 設定を削除します。設定を削除すると、現在のテーブルのデータはデータソースと同期しなくなり、通常のテーブルとして扱われます。ただし、同期済みのデータは保持されます。この操作は取り消すことができません。
  • :現在の Base ファイルに対して管理権限を持つユーザーのみが同期設定を削除できます。
  1. よくある質問
Q:データソースとなる Base ファイルを現在の Base に同期するには、どんな条件が必要ですか?
A:データソースとなる Base ファイルの高度な権限がオフの場合、それに対するコピー権限を持つ必要があります。一方、データソースとなる Base ファイルの高度な権限がオンの場合、それに対する管理権限を持つ必要があります。
Q:Base のデータを同期するにはどんな権限が必要ですか?
A:高度な権限がオフの場合、データソースに対するコピー権限を持っていれば、データを同期できます。高度な権限がオンの場合、データソースに対する管理権限を持っていれば、データを同期できます。
Q:データの手動同期の操作を実行するには、どんな条件が必要ですか?
A:現在の Base ファイルで高度な権限がオフの場合、それに対して編集権限を持つ必要があります。現在の Base ファイルで高度な権限がオンの場合、それに対して管理権限を持つ必要があります。
Q:Base 間のデータ同期には行数制限がありますか?
A:はい。最大 20,000 行のデータを同期でき、それを超える部分は同期できません。
Q:Base ファイルのフィールドを同期する場合の制限を教えてください。
A:データソースとなる Base ファイルのフィールドを同期する場合の制限は以下となります。
  • プライマリ列はデフォルトで同期され、削除はできません。
  • フローフィールドやボタンフィールドの同期はサポートされていません。
  • 自動採番、Lookup、単方向関連、双方向関連フィールドは同期後、同期テーブルでテキストフィールドとして扱われます。
  • 数式フィールドは数式の計算結果に基づいて同期後、自動的に適切なフィールドタイプが適用されます。ただし、適用可能なフィールドが存在しない場合、テキストフィールドとして扱われます。
Q:Base 内にある同期後データ(同期テーブル内のデータ)を編集できますか?
A:いいえ、できません。同期テーブルは閲覧のみ可能であり、以下の操作を実行できません。
  • フィールド内のデータを編集または削除します。
  • レコードを追加または削除します。
  • フォームビューを作成します。
Q:データソースとなる Base ファイルを削除すると、データの同期は影響を受けますか?
A:データソースとなる Base ファイルを削除すると、同期済みのデータは保持されます。
Q:同期テーブルをデータソースとして使用できますか?
A:はい、使用できます。
Q:1 つの Base ファイルにて複数の Base ファイルからデータを同期できますか?
A:はい、できます。
Q:Base の自動同期の頻度は変更または停止されました。
A:前回のデータ同期が完了した後、Base を 10 日以上閲覧していない場合、自動同期の頻度は「1 時間ごと」から「24 時間ごと」に変更されます。Base を 30 日以上閲覧していない場合、自動同期は停止されます。
自動同期を再開するには、同期テーブルの右側にある ⋮ その他の操作 > 同期設定 を選択してから、自動同期(1 時間ごと) をオンにして、保存して同期 をクリックしてください。
Q:データを同期した後、同期済みのデータをキャンセルする(元に戻す)ことはできますか?
A:いいえ、できません。
Q:自動採番フィールドが同期された後、その表示形式を変更したいです。
A:自動採番フィールドデータが同期された後、「1」、「2」、「3」というようなテキスト形式に変換されるため、変換後の表示形式を調整する必要がある場合は、同期テーブル(雷アイコン付き)にて数式フィールドを作成してから、数式の編集画面にて TEXT 関数を使用してください。
Q:現在のテーブルにて、同じ Base ファイル内の他のテーブルからデータを同期できますか?
A:いいえ、できません。
Q:法人外の Base からをデータを同期するには、どんな条件が必要ですか?
A:データソースとなる Base ファイルの高度な権限がオフの場合、それに対するコピー権限を持つ必要があります。一方、データソースとなる Base ファイルの高度な権限がオンの場合、それに対する管理権限を持つ必要があります。
作成者: Lark ヘルプセンター
最終更新:2025-03-24
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