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管理者|メンバーの退職とリソースの譲渡を設定する

閲覧時間数:12 分
  1. 機能紹介
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実行権限:スーパー管理者または「メンバーと部署管理」の権限を持つ管理者が実行可能です。ただし、退職メンバーのリストを確認できるのはスーパー管理者のみです。
管理者は、Lark 管理コンソールでメンバーを退職に設定することができます。なお、退職メンバーが所有するリソース(Minutes ファイルを含むファイル、予定、部署グループ、外部グループ、メール、アプリ、ヘルプデスク、承認申請など)を他のメンバーに譲渡できます。
退職を設定後、メンバーは Lark で法人アカウントにアクセスできなくなります。そのメンバーが法人アカウントで使用していた利用者権限(ライセンス)の枠も空き、新メンバーに割り当てるために使用できます。
:Lark の Pro または Enterprise プランをお使いの法人の場合、メンバー退職を操作してから 30 日以内のアカウントを復元できますが、すでに譲渡済みのリソース、所属部署、管理者役割などは復元できません。詳しくは、管理者|誤って退職に設定したメンバーを復元するを参照してください。
  1. 操作手順
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重要:リソースの譲渡は取り消すことができないため、慎重に操作してください。
管理者がメンバーの退職を設定する際に、そのメンバーのアカウントをいったん一時停止に設定して、アカウントのリソース譲渡を完了してから、退職に設定することをおすすめします。詳しくは、管理者|メンバーのアカウントを一時停止するを参照してください。
個別のメンバーを退職に設定する
  1. Lark 管理コンソールを開きます。
  1. 左側のナビゲーションで、組織構造 > メンバーと部署管理 をクリックします。
  1. メンバーと部署管理画面の メンバー タブで、法人メンバーの一覧で退職に設定したいメンバーを見つけて右側の操作列の アイコンより 退職に設定 をクリックするか、左上にある検索欄で当該メンバーを検索してから アイコンより 退職に設定 をクリックします。
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  1. 画面右側に表示される退職の設定画面にて、退職メンバーが所有していたリソースの取扱い方法を選択します。
  • 他のユーザーに譲渡:他のユーザーに譲渡 をクリックして、譲渡するリソースにチェックを入れます。譲渡先の名前の右側にある 鉛筆 アイコンをクリックして譲渡先を変更できます。
  • :手動で譲渡先を変更しない場合、デフォルトでシステム推薦のメンバーが譲渡先になります。システム推薦の優先順位は高い順に、メンバーの直属の上司、メンバーが所属する部署の総責任者(部署に複数の責任者がいる場合)または責任者(部署の責任者が 1 人のみの場合)、退職の操作を行なっている管理者になります。
  • 削除:削除 をクリックすると、そのメンバーが所有するすべてのリソースは削除されます。削除されたドキュメント、Minutes ファイル、Lark フォーム、メール、ウィキはメンバーの退職後 30 日間保管されます。
  • :メンバーが(ワークプレイスの)アプリを所有する場合、管理者はそのアプリを削除できず、Lark 管理コンソールで他のメンバーに譲渡する必要があります。譲渡先を指定しない場合、アプリは当該メンバーの直属の上司に譲渡されます。直属の上司がいない場合、アプリはそのメンバーのリソースとして保持されますが、退職メンバーが Lark オープンプラットフォームでアプリを管理できなくなります。
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  1. (オプション)ドキュメント、メールと Minutes ファイルのデフォルト設定を変更したい場合は、設定を変更 をクリックして、以下の取扱い方法を選択できます。
  • 保留:メンバー退職後 30 日間を超えてもリソースがアカウント内に保留され、管理者は退職メンバーの詳細画面からリソースを復元できます。
  • 削除:メンバー退職後 30 日以内に、管理者はリソースを復元できます。30 日間超えると、譲渡されていないリソースは削除され、復元できなくなります。
  1. リソースの処理方法を設定後、確定 をクリックすると、退職設定が完了します。
  • 管理者がメンバーを退職に設定後、そのメンバーは法人から削除され、メンバーの Lark アカウントも削除されます。なお、有料の Lark 利用プランをお使いの法人の場合、そのメンバーが使用していた利用者権限(ライセンス)の枠が空き、新メンバーに割り当てるために使用できます。
複数のメンバーを一括で退職に設定する
  1. Lark 管理コンソールを開きます。
  1. 左側のナビゲーションで、組織構造 > メンバーと部署管理 をクリックします。
  1. メンバーと部署管理画面の メンバー タブで、法人メンバーの一覧で退職に設定したいメンバーを見つけて、メンバーの名前の左側にあるチェックボックスにチェックを入れてから、右上にある アイコンより 退職に設定 をクリックします。
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  1. リソースの処理方法を設定後、確定 をクリックすると、退職設定が完了します。
退職したメンバーを管理する
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実行権限:スーパー管理者のみ実行可能
以下の手順で退職したメンバーの情報を確認・編集したり、退職したメンバーのアカウントを復元・削除できます。
  1. Lark 管理コンソールを開きます。
  1. 左側のナビゲーションで、組織構造 > メンバーと部署管理 をクリックします。
  1. メンバーと部署管理画面で、退職したメンバー タブをクリックします。こちらの画面で、以下の操作を行えます。
  • 退職メンバーのユーザー ID、退職日(管理者がメンバーを退職に設定した日付)、退職前の所属部署、リソースの譲渡記録などを確認できます。
  • メンバー名をクリックする、または操作列の 詳細 をクリックして、右側に表示される退職詳細の画面で メンバー情報 タブを選択して、編集 をクリックして、退職済みメンバーの名前、ニックネーム、自己紹介などを編集できます。また、退職したメンバーのプロフィール写真とプロフィールページの背景画像を初期設定のものに戻すこともできます。
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  • Pro または Enterprise プランをお使いの法人の場合、こちらの画面で、退職したメンバーの行の右側にあるアイコンより、メンバーを復元 をクリックして、退職から 30 日以内のメンバーのアカウントを復元できます。
  • 退職したメンバーのアカウントを復元後、一部データは復元できません。詳しくはこちらを参照してください。
  • 退職したメンバーの行の右側にあるアイコンより、削除 をクリックして、退職したメンバーのアカウントを完全に削除します。また、複数のメンバーを選択して、画面右上にある 削除 をクリックして、選択したメンバーのアカウントをまとめて削除できます。すべて解除 をクリックすると、退職したメンバー全員んのアカウントが削除されます。
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    重要:「退職したメンバー」リストからメンバーを削除すると、アカウントは復元できません。メンバー名義のリソースが残っている場合は、リソースを適切に処理した後で削除操作を行ってください。
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退職に設定せずにリソースを譲渡する
以下の手順で、メンバーを退職に設定せずに、当該メンバーのリソースを他人に譲渡できます。
  1. Lark 管理コンソールを開きます。
  1. 左側のナビゲーションで、組織構造 > メンバーと部署管理 をクリックします。
  1. メンバーと部署管理画面の メンバー タブで、法人メンバーの一覧で退職に設定したいメンバーを見つけて右側の操作列の アイコンより リソースを譲渡 をクリックするか、左上にある検索欄で当該メンバーを検索してから アイコンより リソースを譲渡 をクリックします。
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  1. 画面右側に表示されるリソース譲渡の設定画面で、譲渡するリソースと譲渡先を選択して、確定 をクリックして、操作が完了します。
  1. よくある質問
Q:退職に設定したアカウントを復元する場合、復元前のリソースの譲渡履歴を確認できますか?
A:以下の方法でアカウント復元する前のリソース譲渡記録を確認できます。
  1. Lark 管理コンソールを開き、左側のナビゲーションで、コンプライアンス > ログ監査 をクリックしてから、管理者ログ を選択します。
  1. イベントのタイプ 組織構造 > 組織構造の変更 > メンバーの内部グループのデータを譲渡/メンバーの外部グループのデータを譲渡/メンバーの Docs データを譲渡/メンバーのカレンダーデータを譲渡 を選択します。
  1. リソースの譲渡を操作した管理者、および操作の開始・終了日時を選択します。
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  1. 検索 をクリックし、認証コードを入力すると、リソース譲渡記録が表示されます。
  1. 詳細 をクリックして、リソース譲渡の詳細情報を確認可能です。また、エクスポート クリックして、記録をローカルにエクスポートすることもできます。
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Q:退職メンバーの予定を他のメンバーに譲渡する際の注意事項を教えてください。
A:下記のような点があげられます。
  • 他のメンバーに譲渡できるのは、退職メンバーが主催者で、しかも未開始の予定のみです。退職より前の過去の予定は永久に削除されます。退職メンバーの未開始の予定が非公開の場合、または予定に退職メンバー以外の参加者がいない場合、その予定は永久に削除されます。
  • 退職メンバーが作成した公開カレンダーに、管理者をつとめている在職中のメンバーがいる場合、そのカレンダーは削除されません。予定が非公開のもの、未開始の予定がないもの、フォロワーがいないもののいずれかに該当する公開カレンダーは永久に削除されます。
Q:メンバーが退職の申請を提出した後、自分で法人アカウントを退会できますか?
A:はい、アカウントを削除することで、法人アカウントを退会できます。
Q:メンバーを退職に設定する際に、リソースの譲渡先を設定しない場合、リソースが自動的に直属の上司に譲渡されますか?
A:管理者がメンバーを退職に設定する際に、リソースの譲渡先を設定しない場合、部署グループ、ドキュメント、予定などの各種のリソースがデフォルトで異なるメンバーに譲渡されます。詳細は下表の通りです。
リソースタイプ
譲渡する内容
デフォルトの譲渡先
部署グループ
部署グループのオーナー権限(退職メンバーがオーナーの場合)
デフォルトでグループの主以外の最初に入ったメンバーに移転されます。
チャットグループ
チャットグループのオーナー権限(退職メンバーがオーナーの場合)
  • 内部グループ:デフォルトで組織内のグループの主以外の最初に入ったメンバーに移転されます。
  • 外部グループ:デフォルトで組織内のグループの主以外の最初に入ったメンバーに移転されます。もし、グループ内に他の組織内のメンバーがいない場合、システムは直接外部グループを解散します。
Docs(ゴミ箱の内容を含む)
退職メンバーが作成・所有するすべての Docs(ドキュメント、シート、Base、ウィキ、スライドを含む)
  • 直属の上司がいる場合:デフォルトで直属の上司に移転されます。
  • 直属の上司がいない場合:リソースは保持されます(所有者は退職メンバー)。
Minutes
退職メンバーが所有するMinutes ファイル
  • 直属の上司がいる場合:デフォルトで直属の上司に移転されます。
  • 直属の上司がいない場合:リソースは保持されます(所有者は退職メンバー)。
カレンダー
退職メンバーが作成した予定(未開始のもののみ)
  • 直属の上司がいる場合:未開始の予定はデフォルトで直属の上司に譲渡されます。終了した予定や参加者のいない予定は削除され、復元することはできません。
  • 直属の上司がいない場合:すべての予定は削除されます。
アプリ
退職メンバーが開発・所有する(ワークプレイスの)アプリ(未リリースとリリース済みのものを含む)
  • 直属の上司がいる場合:デフォルトで直属の上司に譲渡されます。
  • 直属の上司がいない場合:アプリはそのユーザー名の下に保持されますが、そのユーザーは開発者の管理者画面にログインしてアプリを管理できなくなります。管理者は Lark 管理コンソールで手動でアプリの所有権を他のメンバーに譲渡することができます。
ヘルプデスク
退職メンバーが作成・所有するヘルプデスク
デフォルトで法人の管理者に譲渡されます。
メール
退職メンバーが受信・送信したすべてのメール
  • 直属の上司がいる場合:メール履歴のコピーが作成され、直属の上司に送信されます。
  • 直属の上司がいない場合:リソースは保持されます(所有者は退職メンバー)。
承認
退職メンバーがまだ処理していない承認申請
  • 直属の上司がいる場合:デフォルトで直属の上司に譲渡されます。
  • 直属の上司がいない場合:自動的に承認ワークフローの管理者に譲渡されます。
Lark フォーム
退職メンバーが作成した Lark フォーム
  • 直属の上司がいる場合:デフォルトで直属の上司に移転されます
  • 直属の上司がいない場合:フォームは削除されます。
Q:法人作成者、管理者、部署責任者が退職する場合、権限をどう処理すればいいですか?
A:以下の内容を参照してください。
  • 法人作成者:退職に設定する前に、法人作成者の役割を他のメンバーに譲渡する必要があります。詳細については、法人作成者の役割を譲渡するを参照してください。
  • 管理者:退職に設定する前に、スーパー管理者はそのメンバーが持っている権限を他の管理者に割り当てる必要があります。これにより、メンバー退職後、スーパー管理者のみがそのメンバーが担当していた権限範囲内の関連操作を行える状況を回避できます。詳細については、管理者|管理者役割を追加して権限を割り当てるを参照してください。
Q:削除済みの退職したメンバーの Docs の復元方法を教えてください。
A:退職したメンバーの削除済み Docs(ファイルを含む)は、管理者が指定したメンバーまたは直属上司に譲渡されます。
  • :削除された Docs がウィキにある場合、削除後、ウィキのゴミ箱に移動されます。
  • Docs を削除してから既に 90 日以上経っている場合、復元することはできません。
Q:一度退職に設定したメンバーを再度法人に追加する必要がある場合、そのメンバーの以前の名前と法人メールアドレスを使用できますか?
A:はい、できます。
作成者: Lark ヘルプセンター
最終更新:2025-04-02
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